2015年12月6日

アユールヴェーダ体験 ③オイル注入

私たちの体は食べ物を取り入れ、それを消化の力(アグニ Agni)によって体の組織やオージャス Ojasと呼ばれる生命の力に変換する。
もしアグニが弱いと消化しきれなかった物が体内に毒素(アーマ Ama)として残ってしまう。
体の中にはたくさんの管(シュロータス Srotas)が通っていて、その管の内側に毒素(アーマ Ama)が付着している。
体内の毒素アーマは病気の原因となるとされている。

今回やっているアーユルヴェーダのトリートメントはパンチャカルマという体内の大掃除。悪い物を出し、良い物を取り入れる体内の浄化作業。

パンチャ=5  カルマ=行為・処方
なので、5つの処方がある。 ⇒これは後日

で、その5つの処方の前の準備として体にオイルを入れて管の内側を柔らかくし、発汗させて流しやすくする。
ギー飲み(スネハパナ Snehapana)、オイルマッサージ(アビヤンガ Abhyanga)、ハーブのスチームバスなどがそれ。

そして4日目と5日目はオイルをお尻から入れる処方(オイルエネマ)をすることになった。
エネマってのは浣腸。

両日ともに朝はいつもどおり。
瞑想、プラナヤマ、アーサナをしてゆったり過ごす。
ご飯も通常通り、9時に朝ごはんと13時半にランチ。
14時半にオイルエネマ開始。

でっかい注射器みたいなものに温かいオイルが入っている。
ベットに横になり、体の左側を下にして左足を伸ばす。
肛門から腸への道の向きでこの姿勢らしい。
右足は曲げて、肛門からチュッと注入。
量は65〜70mlなのでそんなに多くなくて、一瞬の出来事。
あったかいものがお尻に入った。
より奥の方に薬草の成分が入るようにベットの上で足上げ。



あとは普段どおりに過ごしていると便意がやってくる。
長くキープした方が効果はあるけど我慢しなくていいってことなので、自然に任せる。
1日目は40分後、2日目は55分後にトイレへ。
(数日後にやったときは2時間以上キープ)
トイレ大と共にオイルも出た!
あ〜、すっきり。

夕方はいつもと同じようにアビヤンガ(オイルマッサージ)とダンニャアムラダーラ(ハーブ湯掛け)でトリートメント終了。

クリニック横の小さなナーガ寺院

明日はまたビックイベント!!



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