2015年12月18日

アーユルヴェーダ体験 ⑪皮膚から血を出すラクタモクシャ

5つの処置パンチャカルマの5番目ラクタモクシャ Rakta Mokshaは皮膚から血液を出すもの。
皮膚の疾患などに効く。
そのラクタモクシャの1種ジャロウカバチャラナ Jaloukavacharanaは蛭に血を吸わせるものを友人のAちゃんがやることになった。
蛭は汚れた血を吸い、お腹がいっぱいになったら自然に離れるという。

ドクターの家の蛭は日本で見るものよりも大きい。
伸びたり縮んだりするんだけど、小さい状態で4〜6センチくらい。




Aちゃんの場合はこれを手に食いつかせる。
蛭は食い付く場所を探しているけどなかなか食いつかない。
何匹かの蛭を試して見る。



食いついた!
片手に2匹ずつ、計4匹。
痛くないらしい。
ごくごく血を飲んでいくのが見ていてわかる。
蛭はどんどん大きくなって、太くなって艶もよくなってきた。



お腹がいっぱいになると動きがゆったりぐったりしてきて
ぽろっと離れる。
流血!!
手に付いた蛭の食いつき口はベンツのマークのよう。
結構大きくて3〜5mmくらいの傷痕。



吸い終わった蛭はそのままお腹いっぱいだと死んでしまうのでターメリック等が入った粉を入れて血を吐かせる。
蛭にとってはパンチャカルマのヴァマナ(吐く処方)だな。

汚れた血を出して新しい血を再生しているAちゃんの手。
蛭が吸ったのは全部で250mlくらいじゃないかと先生が言っていた。
この処方から数日経って、傷も少しずつ癒えて手が滑らかになってきた。
色も変化してきている。


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