2019年3月31日

2019インド備忘録 〜大都会デリーとバンコク〜

インドの最後は久々のデリー。
今まではデリーに滞在するときはパハールガンジという悪名名高い安宿街に泊まっていた。
それが今回は初めて南デリーに泊まってみることにした。
というのも、地下鉄のマゼンダラインが開通して空港から南デリーへ行くのがとっても楽になったのだ。

泊まったのはメディテーションパレスという宿。
トイレの元栓がなぜかいつも閉まっているとか、突然シャワーのお湯が出ないとか、不便なところも所々あったけど、静かだしキレイ。
看板が出ていないので宿ってわかりにくい上に施錠もしっかりしているっぽくて、安心して泊まることができた。

宿の近辺は道路が閉鎖されているところが多い。
なんでだろ。
歩行者は脇の隙間を通る。
この隙間を抜ければ地下鉄の駅まで歩いて5分。


宿を出てすぐにある露店の八百屋。
相変わらずキュウリにお世話になっている。


隣の果物屋。
パパイヤ食べたい。
お兄さんに高値ふっかけられて全然まけてくれないんだけど、買っちゃった。


以前ならサイクルリクシャやオートリクシャに乗って「ここに行きたい」って言っても他の店に連れて行かれたり、人に聞いても全然違う場所を教えられたりで、デリーで行きたい店にたどり着くのは一苦労だった。
それが今は地下鉄が便利になったし、グーグルマップはオフラインでも自分の場所を教えてくれるし、行きたい店にたどり着けるー!
ファブインディアやアノーキ、オーガニックスーパー等をはしご。
デリーショッピングめっちゃ楽しい♪

地下鉄でパハールガンジに遊びに行ってみた。
このゴチャゴチャ感!
デリーに来たって感じで懐かしさとワクワクがある。
やっぱここも好きだなー。


何年か前にバラナシで食べたレアチーズケーキが突然食べたくなった。
そのとき超おいしく感じたのが忘れられないのー。
同じ店がデリーにあるので行ってみた。
こんな怪しげな路地の奥にあるみたい。。。大丈夫か?


見つけた!オープンハンドカフェ。
残念ながらレアチーズケーキはなかったけど、マサラチャイがすごく美味しい。
ご飯も私が求めていた辛くないやつ、美味い〜。


パハールガンジの喧騒の中にこんなかわいい憩いの場。
この店があるなら、またパハールガンジに泊まってもいいかも。


そしてINA駅近くに超楽しいとこ発見!
ディリーハットというクラフトバザール。
30ルピー入場料を払わないといけないんだけど、そのぶん中に入っている店は良心的でそれほど高値をふっかけてこない。
可愛い雑貨や食べ物屋さんがたくさんある。

デリーの地下鉄はすごくキレイだった。
マゼンダラインは開通したばかりだから特にキレイ。
女性専用車両があるのもありがたい。
面白いのは所々に「ツバ吐きしたら罰金」とか「地面に座るの禁止」とか書いてあること。
インドの人、よくやるよね。


タイのバンコクではよくスカイトレインBTSを利用する。
デリーの地下鉄とほぼ同じシステム。
トークンというコインかカードを買って電車に乗る。

デリー地下鉄とバンコクBTSの比較。
デリーは自動販売機の釣り銭がいつもなくて結局窓口に並ぶ。
バンコクは紙幣が使えないので両替のために結局窓口に並ぶ。
デリーは電車から人が降りる前に人が乗り込んでくるので、降りるときはカオスの中に突入しなければならない。
バンコクはちゃんと降りる人の後に人が乗り込む。
デリーは意外にも親切だったりもする。
案内板で降りる駅を確認していたら「大丈夫?」って声をかけてくれたり、「ピアス取れそうだよ」って教えてくれたりした。
外国人で乗っている人が少ないからかな。
バンコクは他人には興味なさそう。
普通に都会の電車って感じ。
デリーは電車に乗るたびに荷物検査があるので面倒くさいけど安心度は高い。

こう書くとデリーの方が良さげに思えるけど、、、
何だろう、このバンコクに着いた途端に感じる安心感。
周囲にインド人がいる緊張から解放された感(笑)

インドを発ってバンコクへ。
パヤタイ駅を降りてすぐのPOSHという宿へ。

簡単に休めてシャワーが使えれば良いと思って取った部屋。
キャビンという名のカプセルホテルみたいな、ベットだけの個室。
天井が高いから狭くてもそれほど気にならない。
キレイだし静か、朝ごはんもついてる。
ベッドの下に荷物を入れる場所がある。

タイはご飯美味しいわ〜。
シーフードパッタイを堪能し、マッサージを2回も受け、ちょっとおしゃれなカフェでお茶。
バンコク最高ー!とご機嫌で帰国の途についたら、家に着いた途端お腹に激痛が・・・。
インドであれだけ気をつけていたのに、その後2日間はお腹ピーピー生活をする羽目に。。。多分パッタイの唐辛子。
帰国してからで良かったわー。

2019インド備忘録、おしまい。


2019年3月25日

イチロー引退

イチローはヨギだと思った。
記者会見、長いけど見る価値あり。

「人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。あくまでも、はかりは自分の中にある。それで自分なりにはかりを使いながら、自分の限界を見ながら、ちょっと超えていくということを繰り返していく。そうすると、いつの日からかこんな自分になっているんだ、という状態になって。だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を超えていけないと思うんですよね。一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので、地道に進むしかない。進むだけではないですね。後退もしながら、ある時は後退しかしない時期もあると思うので。でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。でもそれは正解とは限らないですよね。間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど、でもそうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えないというか、そんな気がしているので。」


2019年3月23日

2019インド備忘録 〜高台の村マンドゥ〜

マヘシュワールからマンドゥという村に日帰り旅をした。
バスを乗り継いで行けないこともないけど、移動に1日かかりそうだったので車チャーター。
車だと片道1時間くらい。
行ってみてわかった。
かなりの田舎なので、バスだとローカルの人が乗る小さいバスを乗り継いでたどり着くって感じ。
時間に余裕がないから、車で来て正解。

マンドゥは高台にある。
村に近づくとバオバブの木がちらほら見えてきた。
これが見たくてここに来たのだー!

 村はのどかで牛やヤギがあちこちにいる。

遺跡やモスクが所々にあってこれが目的で来る観光客もいるみたい。
景色がすごく良くて、村まで着いてしまえば平地。
自転車で走りたいー。






 遺跡やモスクは入場料がかかる。
インド人25ルピー、外国人300ルピー。
いくら何でも差がありすぎないか?
点在する遺跡に全部入っていたら結構な出費なんだけど。。。
なので、景色目的の私はいくつかの遺跡をパスした。

こんな村の人の日常生活を見ているだけで癒されるー

バオバブって不思議な形で幻想的。
インドのバオバブはアフリカのバオバブとは少し種類が違うらしい。


 小さなヒンドゥー寺院があった。




ドライバーが英語を話せなくて全然コミュニケーション取れず。。。
しかも待たせて遺跡を見たり、良い景色のところで停まってもらったりは結構気を使う。
一人気ままにゆっくり来たいところだなー。
泊まりにすれば良かった〜。

遺跡とバオバブだけの村なので、特に見所なくてもOKの人にはオススメです。
宿は少なそうであちこちに散らばっているようだったので、事前に調べておいた方が無難。

2019年3月20日

2019インド備忘録 〜聖地のミュージックフェスティバル〜

マヘシュワール滞在中、3日間のミュージックフェスティバルが行われた。

夜7時からということなので、初日の夜7時半頃に城砦へ行ってみた。
いつもは神聖な雰囲気のガートがディズニーランド状態に!
城砦も作られた巨大舞台もイルミネーションでキラッキラ☆
ナルマダ河に浮かぶ船もキラッキラ☆


私が行った時にはまだ舞台上でお偉いさんのスピーチが延々と続いていた。
ガートではプージャ(儀式)がこれまた延々と続いている。
「あー、長くなりそ」と思って宿に引き返したら、宿のおじさんが
「まだ今からだよ!8時半頃もう1回行ってみな。今日はムンバイから超有名な歌手が来るから見た方がいいよ!!」
と興奮気味に言ってきた。

なんで、8時半に出直し。
始まってました!
黒山の人だかりとはこのこと、インド人がいっぱい。
”超有名”というだけあって、みんながキャーキャー言っている。
そこに登場したのはインドの郷ひろみ的なおじさん。
声が綺麗でなるほどね〜って感じだったけど、それほど興味なし。
それよりもこの人だかりの方がビックリ、マヘシュワールにこんなに人がいたのか。。。
感激したのは伝統的な音楽っぽい歌を歌っていた女性、声が迫力だった。



ダンスやパレードもやってた。


シヴァリンガムが昼間とは違う感じに見える。


次の日の昼間に行ってみると、城壁の中で学生さん達が砂絵マンダラを作成中。


小さな女の子がダンスの練習。


夜にまた行くと砂絵が完成していた。




最終日にマーラ(首飾り)を買いたくて城砦へ。(って毎日3回は行ってるけど。。。)
何故かと言うと、愛用のルドラクシャのマーラをボンディラのリトリート中にネズミにかじられてしまったから(泣)
ルームメイトはトゥルシーのマーラをかじられていた。。。

城壁で出会ったマーラ売りの女の子。
綺麗な顔立ちでヒッピーっぽい服装もカワイイ。
マーラを1つとルドラクシャを彫って作ったシヴァリンガムを1つ買った。
200ルピーなり。
すると、その女の子と隣のマーラ売りおじさんの間で喧嘩勃発。
それぞれの取り分で揉めている。
こんな神聖なものを売ってるのに喧嘩って・・・。
でも喧嘩の後に笑いながら、「あれ、もともと奴のだからね〜」



インドから帰国後にドイツから嬉しい小包が届いた。
ドイツ人のルームメイトが、ネズミにかじられたマーラを買ったムカンビカ寺院に行って新しいのを買ってきてくれたのだ。
その神聖なマーラとマヘシュワールの女の子の喧嘩マーラ。
どっちも大切に使おう。
またネズミにやられないように対策考えなきゃ。

2019年3月14日

2019インド備忘録 〜マヘシュワールへ〜

リトリート終了の翌日、みんなと別れて1人マヘシュワールという町へ向かった。

マハ=偉大な、イシュワラ=神
マヘシュワールは偉大な神、シヴァ神の聖地。
ナルマダ河のほとりにあり、ヒンドゥーの巡礼者たちが集まる場所。
シヴァの聖地で有名なバラナシの超小さくて静かバージョンといったところ。


シヴァリンガムが至る所にある


まずはゴアから飛行機でインドールへ。
インドールはまあまあ都会、普通のインドの街って感じで観光地のような浮かれた雰囲気がないように見えた。
車の中からチラッと雰囲気を感じただけだけど、結構ここ好きかもっていう好印象。
インドールからマヘシュワールまではバスで行く方法もあるんだけど、空港からバス停まで遠い。
荷物を持っての移動はめんどくさいので、金で解決、タクシー移動。
もうちょっと若ければ頑張ってバスにしたかもしれないが・・・。

空港からマヘシュワールへは車で2時間ということだけれど、まずインドールの町中を出るのに1時間かかった。
町では結婚式のパレードがあって渋滞。
しかもそんな中で、後ろから来たバイクに私が乗ったタクシーが追突された。
ボコって音でタクシーが飛び跳ねたので、道路の穴に落ちたかと思った。
幸い大したことはなかったんだけど、運転手同士が口論に。
タクシーの運転手が不機嫌になって、その後の運転が荒くなったのがスリリングだったわー。
約2時間半かかってマヘシュワールへ到着。

インドール街中での結婚式パレード


まずはナルマダ河のガート(沐浴場)へ。
夕陽に間に合った。
もうこれを見ただけで、マヘシュワール好き!って思った。

マヘシュワール初日の夕陽


リトリート中はインターネットなし生活なので、リトリート終了したらメール確認したいと思ってマヘシュワールの宿はWiFiありのところを予約しておいた。
こんなインドの片田舎でも今はネット予約ができるからありがたい。
と思ったら、なんと!この宿のWiFiは宿の人のスマホ経由。
この人が隣にいないとネットできない。
やはりインド、、、

それでもこの宿の人は良い人で、ここ良いじゃんと思っていたんだけれど。
その晩、お祭りだか何だが知らないが夜8時頃から夜中の2時過ぎまですごい音。
数年前に行ったプシュカルの悪夢を思い出させるような、耳元での大音響で全然寝られず。
早々に引っ越しした。
新しい宿は友人ヒロシくんのオススメのところ。
割と静かで、部屋も広いし装飾が可愛い。




マヘシュワールは小さい町で、これが見どころって言うものがない。
日の出と日の入りの時間にナルマダ河のガートに行って瞑想と散歩、昼間はちょっと町ブラして宿でヨガをするくらい。
食事するところがあんまり無くて、リトリートに引き続きキュウリとトマトのフジッコかけが私の主食になった。
ひとつ気に入ったのが、夕方に町の角に出る屋台のサモサ。
2件出るんだけどが明らかに1件の方がインド人が多く集まっている。
人気のサモサは、辛すぎずすっごく美味しくて毎日食べた。
あとは角のお菓子屋さんで売っているヨーグルトを量り売りしてもらう。
そしてナッツとクッキー。

砦の下にベジカフェがあってそこも時々行った。
スタッフのやる気無い感がすごくて、ほとんど客もいず、私を放置しておいてくれるのでチャイ飲みながら読書をして過ごした。

こんなのんびりの町マヘシュワールで、年に1度盛大なミュージックフェスティバルが行われる。
それが私の滞在中にぴったりハマった。
夜のガートはすごいことになってたのだー












2019年3月7日

2019インド備忘録 〜ボンディラの森〜

モンキー急接近!!

タワーの上で一晩過ごした

私達を見守ってくれているデヴィ

この花の中にはシヴァリンガムがある

ワニが日向ぼっこ

ヘアカット

洗濯物がすぐ乾く

午後のアーサナ