2015年12月12日

アーユルヴェーダ体験 ⑦ハーブボール

バスティと並行して6・7・8日目にやったのがジャンビーラ・ピンダ・スウェーダ(Jambira Pinda Sweda)
温めたハーブボールを全身に押し付けて温めるもの。
全身に熱を行き渡らせ循環を良くする。
それから筋肉を柔らかくしてリラックスさせる効果がある。
うーん、これは気持ちよさそう〜。



と思ってベットで寝ていると(その前にアビヤンガを受ける)、大きな中華鍋にオイルのようなものを注いでいる。
そこにハーブボールをつけるとジュワッと煙が立った。
私「えー!!これ熱そうだよ!?」
チャイトラ先生「大丈夫、私が熱さをチェックするから。寝てていいよ、そしたら怖くないから(笑)」
ちゃんと手で熱さをチェックしてくれてるんだけど、やっぱり熱い〜!
こんがりとした匂い。
ハーブ入りのチャパティみたいな匂いで私は今晩の夕食?って気分になる。
それでも少しずつ熱さが心地よくなってきて、汗が額からにじみ出てきた。
最初は熱さで身構えていた筋肉もだんだん緊張から解き放たれる。
30〜40分ほどで終了。
その後は夜ベットに入るまでずっと体が温かくて、確かにこれは筋肉が緩む〜。

8日目のバスティ、それからこのジャンビーラ・ピンダ・スウェダで今回のトリートメントの前半『体の中の悪いものを取り除く』が終了。
初めての経験ばかりで私の体どうなっちゃうのー?っていう上から下まで大騒ぎの1週間。
ひとつひとつのトリートメントは「早く終わらないかな〜」と受けながら思っちゃうほど、気持ち良いとはちょっと違う。
オイルはアロマの良い匂いではないし・・・
でも体はすっきり軽くなってる。
そして尿の出がすごく良くなって機能アップしてるのがわかる。
口の中の粘液も少なくなった。
ここ数ヶ月悩まされた腰痛もなくなった。
よくあるアーユルヴェーダのイメージとは違い、アーユルヴェーダは医療なんだと改めて思った。

アーユルヴェーダを受けるのにとっても大事なのは信頼できるお医者さん、スタッフがいること。
自然の恵みを感じながら安心して過ごせる空間があること。
オシャレでラグジュアリーな雰囲気ではない。

明日はプージャ(儀式)。
ドクターの娘さんとお母さんが、お供えのための花摘み。









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