2015年12月11日

アーユルヴェーダ体験 ⑥パンチャカルマ・ヴィレーチャナ

私が大っきなバスティ(薬草液を浣腸して入れる)と小ちゃなバスティ(オイルを浣腸して入れる)を6日間に渡ってやっている間
友人のAちゃんはパンチャカルマの②ヴィレーチャナ(薬を飲んで下痢をする)をやっていた。
ヴィレーチャナは皮膚の疾患に効くのとピッタを排出する働きがある。

Aちゃんはヴィレーチャナ2度目。
前回は下痢をさせるための薬は団子状態で下痢が来るまでは40分ほどだったそう。
それが今回は少し弱めの液体の下痢薬で、下痢が来るまで3時間半。
下痢を待つ間に少しずつ水を飲む。
そして下痢がきたら多めに水を飲んで、洗濯機のように体内を洗浄する。
お腹の洗濯機の動きに集中することで、頭の中はいろいろ動かず穏やかでいられたみたい。

トイレに行くこと10回あまり。
最初は黒っぽい便がだんだん茶色に変わっていくんだそう。
どの処置法もそうだけど、浄化をしていくのは体力を使う。
疲れと頭痛で辛そう。
Aちゃんの下痢は夕方まで続いたので下痢止めの薬を飲むことになった。

<下痢止め薬の作り方>
1.カレーリーフとコリアンダーシード、生姜をフードプロセッサーにかける


2.それを鍋に入れて火をかけ塩とターメリックパウダーを加える


3.火を止めてバターミルクを加えて出来上がり



味は薄いカレーってかんじであまり進んで飲みたくはないかも。。
バターミルク(バターを作る過程でできる液体)は日本で手に入らないんだけどどうすればいい?とドクターに聞いたらお腹に良い薬の作り方を教えてくれた。
どんな状態のお腹にも効くんだそう。

クミン、コリアンダーシード、ジャガリー(未精製の砂糖の塊)、水を鍋で煮立たせたら火を止めて牛乳を加える。

これなら家でもできそう!

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