2015年12月18日

アーユルヴェーダ体験 ⑫米とミルクとハーブの天国シャスティカシャリ

15日間のアーユルヴェーダ・パンチャカルマもいよいよ大詰め。
最後の4日間の夕方のトリートメントはシャスティカシャリShastika Shali。
お米をカシャイヤ(ハーブティ)とミルクで煮たものでハーブボールを作る。
それをカシャイヤとミルクを温めた鍋で温かくして、アビヤンガの後の体にマッサージするように当てていく。

温かく、ぬるっとしていて、味はお汁粉みたい(ちょっと食べてみた)。
なんだかこの名前だけで気持ちよさそう〜と思っていたらやっぱり!
やっと天国が来ました!


米をカシャイヤとミルクで煮る

布で包んだものを温めて体に当てる。


これは体に栄養を与えていく、そしてリラックス効果が絶大。
肌にも良いので顔にも塗ってくれた。
終わってしばらく経ってもお肌はツルツルピカピカ〜!!



そして最後の日のアビヤンガ(オイルマッサージ)は、チャイトラ先生とスマンガラの二人がかり。
スマンガラは手が大きくて経験も豊富なのでゴットハンドという感じですごい!
圧力の掛け方、細かいところにも素早く手をかけること、マインドの安定感。
気持ち良い〜!!
チャイトラ先生も若いのにすごく知識が豊富でいつも気持ち良いんだけど、それが二人になると更にエネルギーが高まっていく。

毎回思うけど、アーユルヴェーダはどんな人にやってもらうかっていうのがすごく大切だ。
信頼できて、自分が安心していられること。
神聖な気持ちでトリートメントに臨んてくれていること。

この日はダンニャアムラを作る日。
大きなステンレスの入れ物に、米とハーブとレモンとジンジャーを入れて7日間発酵する。
発酵させることで成分をより体内に浸透させることができるという。


トリートメント室の屋根裏でダンニャアムラを作る

これで7日間発酵


上から見たトリートメント室


去年病気と言われてから、なんで私は病気になったのかと自問自答してきた。
健康な食生活をしようと気を使ってきたつもりだし、適度な運動もリラクゼーションもヨガを通してしてきたつもり。
シュリカント先生にその思いを伝えてみた。
先生の言葉はこうだった。

たとえ良い食生活、適度な運動、良い生活習慣をしていても病気になる。
多くの聖者も病気になっている。
それは今世の生き方だけではない。
前世のカルマからきているんだ。
それは与えられたもの。
何故病気になったのか考える必要はない。
これは神へのリマインダーなんだよ。
その恵みを忘れないように教えてくれているんだから、だた今を意識的に生きることだ。


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