2018年8月24日

鼻血ブー事件から10年

先日嬉しい再会があった。
10年ほど前に初めてクラスに来て、何年か一緒にヨガをしたのちに結婚して大阪に引っ越して行ったSちゃん。
今は3人の子のお母さん。
夏休みの帰省ということでヨガをしに来てくれた。
今でもヨガを続けていてくれて嬉しいー。
というのも、Sちゃんの初ヨガは衝撃的なものだったから。
私にとって忘れることができないニガイ思い出なのだ。

当時は公民館で他の先生と交代でヨガを教えていた。
そこに友達の紹介で初めてのヨガにやってきたSちゃん。
その日は私が教える日ではなく、みんなと一緒にクラスに参加をした。

途中でハンドスタンドを2人組でやることになった。
やり方は、やる人が立ち前屈の状態から片足を上げ、補助する人がその足を下から支える。
そこからお互いに押し合うことで反対の足が上がっていく。
キックはしないで互いの力の反動でやるもの。

まずはSちゃんがやる人、私が補助する人。
うまくできた。
初めてのヨガだったけど順調!

次は私がやる人、Sちゃんが補助する人。
Sちゃんは当時20代半ば、ちっちゃくて可愛い女の子。
私の太くて重い足との押し合いは、どうしても私の足が勝ってしまう。
何度か試したけど私の体は上がらない。

その日、私は別のことで集中力がなかった。
とういうよりもイライラしていた。
そのイライラの原因はすぐ近くにあって、クラス中もそこに気をとられていた。
そんな自分をわかっていて、わかっていたから余計にスカッと気持ち良くハンドスタンドしてイライラを吹き飛ばしたいと思ってしまった。
「いいや、自分で上がっちゃえ!」
と、キックジャンプしたところにSちゃんの顔が・・・。
私の足からの一撃で彼女は鼻血ブーとなり、その日のクラスの後半は見学。

原因は明らか。
冷静に自分の心の状態を受け入れることができなかった私。
そのせいでせっかくヨガしに来てくれたのに、初めてのヨガなのに、怪我をさせた。
その日教えていなかったとはいえ、教える立場失格だよね。
Sちゃんがヨガを嫌いになっちゃったらどうしようー、汗!!
鼻が痛いSちゃんと心が痛い私・・・。
もう2度とこんなことがないようにと誓った。
(その誓いは時々破られるけど・・・)

Sちゃんはその次の週も、その次も次もヨガに来てくれて、私は救われた気持ちになった。
その後この事件は笑い話になっていったけど、今でも私の中のリマインダー。
ヨガは体だけじゃない、マインドも観ること。
そしてもう1つ、たとえアクシデントがあったとしても悪い方向に行くばっかりじゃない。




2018年8月9日

クライブ・シェリダン

初めてクライブ・シェリダンに出会ったのは2008年9月。
当時受けていたトレーニングでリトリートがあると聞き、クライブの写真を見た。
それが下の写真。
この目を見てビビビッっときた。
「これは絶対行かなきゃ!!」


あれから10年。
私の直感は正しくて、クライブに出会って私の人生は変わった。
どこに進むべきか立ち止まっているところから1歩進むための方法を教えてくれた。
これからどこに向かっていくのかを導いてくれた。
世界中にいろんなヨガが溢れていて、たくさんの先生がいて、何がヨガなのかもよくわからなくなりそうな時代に、真実を教えてくれる人。
時には頬っぺたをバシっと叩かれるような目覚めをくれることもあるけれど、その全ては愛に満ちている。

クライブの教えの中心は「マインドを見る」ということ。
そして伝統的なヨーガの教えを組み込んでいく。

今年も9月にクライブが来日する。
5日間の短いスケジュールだけど、日本で真実の教えに触れられる貴重な時間。
2018年9月20日〜24日 東京都御岳山にて
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2008年御岳山でクライブ、クライブのパートナーのミランダと