2014年7月1日

私がヨガを続ける理由

スタジオヨギーの企画『私がヨガを続ける理由』
インストラクターにヨガやピラティスを続ける理由を聞いてサイトに載せるというもの。
私も載せていただきました。

http://www.studio-yoggy.com/blog/message/post_8885.html



2014年6月30日

スイカジュース

ゴアで飲んだスイカジュースが忘れられない。
暑い中さっぱりすっきり、長旅の疲れがふっとび生き返る。

毎回泊まるbean me upという宿+カフェ。
ストローが去年までとは変わって、竹でできたエコストローになってた。
きっと「すごい画期的なアイデアだ!」とお店の人は思ってるんだろうなー。
でもねー、これで飲むのはなかなかの勇気がいる。
ちゃんと洗ってるんだろうか。。。
吸ったら中から虫が出てきたりしないか。
1本1本ストローの中まで洗ってる訳がない。
虫はないにしてもジュースのカスは残ってるんだろうな〜。

ってことでストローよけてごくごく、うまいっ!





そんなゴアのジュースを思い出して
母がくれたスイカでジュースを作ってみた。
写真は飲みかけっぽくイマイチに見えるんだけど・・・
実際はおいしくできました♡




スイカをミキサーにかける
おおざっぱな感じで実がちょっと残るくらいにしておいて
そこにショウガのすりおろしとレモン汁
はちみつをほんのちょっと
ミントの葉っぱを上にのせる

夏が来たー。





2014年6月21日

ヨガおススメ本

「おススメのヨガ本ありますか?」って時々聞かれる。
一言にヨガ本といってもいろいろあって、ぱっと答えるのは難しいんだなー。
人によって求めているものが違うと思うので、アレやコレやと話しながらお答えするってかんじで即答できない。。
でも、もっと単純に。
私が我が家の本棚から取り出す回数が多い本をあげてみた。
ヨガ本定番のヨーガスートラやバガヴァット・ギーターを押さえてのベスト5はコレ。


『アシュターヴァクラ・ギーター 真我の輝き』 トーマス・バイロン訳

詩のように短くシンプルで純粋な、心を打つ言葉が並ぶ。
読むたびに受け取るものが違う。
無人島に1冊だけ持ってくってなったらこれだな〜。


あなたは純粋な気づき
全てのものごとを見守る観照者なのだ
幸せでありなさい
シンプルでありなさい
過去の習慣を放棄しなさい
無執着に対する執着を放棄しなさい
静かでありなさい
ものごとをありのままに知ることで あなたは自己を見いだすだろう


『スピリチュアル・ヨーガ』 ディーバック・チョプラ

ヨガを始めて間もないときに読んで目覚めさせられた。
日常や生きることとヨガを繋げていくヒントをもらえる。
基本的なヨガの考え方も書かれていて、ヨガの奥深さへと進んでいく1歩になる。


『考えるヨガ シャンバラ・ガイド』 ゲオルグ・フォイヤーシュタイン

迷いがあった時期に出会った本。
特に「教師、弟子、そして道」という章はその後にすごく影響を受けた。
ある程度の基礎知識がある上で読むとわかりやすい。


『ハタヨガの真髄』 B.K.S アイアンガー

アイアンガー師の美しい写真とともにポイントがまとめられている。
アーサナやプラナヤマで何か確認したい時などに見るお助け本のひとつ。


『ヒンドゥー教の本 インド神話が語る宇宙的覚暒への道』

ちょっとマニアックな分野かな(笑)
インドの興味深い文化や考え方がたっぷり詰まってるので、インドに興味ある人は楽しめるはず。


おまけで洋書を1冊
『The Heart of Yoga』 T.K.V.Desikacher

マインドの働きや八枝則の考え方などがすごく整理されていて理解しやすくて感激した。
英語だけどそんなに難しくない。




2014年6月4日

Maha Mrtyunjaya Mantra

6月かぁ、もう今年も半分終わったのか〜。
この2ヶ月間は過去とか未来とか、時間の感覚が麻痺してたなぁ。
計画的な思考回路は、1週間後が精一杯ってかんじの頭の働かなさ。

身体は全くもって元気なのに、病院でいろいろと検査を受けるハメになったので
改めて生きることについて考えさせられた。
以前バラナシのドキュメンタリーで若いサドゥが『ここでは日々生と死に向き合っている』と言っていたけど
私は『死』と魂から向き合おうとしたことがあるのだろうか。

自分が持ってる怖れ、自分の弱さ。
その内側にある静寂。
人は遅かれ早かれいつか死ぬ。
そう思ったら全てがひとつの中にあって、何かを比べる必要はないんだって思う。

『全てが平等の境地である』というヨガの教え。
それが一瞬見えて、飛行機雲みたいにその道筋がだんだん薄くなってまた遠くに行った。
あぁ、道は長い。

そんな中、ピーターの寸又峡温泉リトリートと浜松ワークショップが無事終了。
何度やっても慣れなくてテンテコマイとはこのことか。
でも皆が助けてくれるもので、ほんとありがたい。
特に東京から助っ人に来てくれた2人には大感謝!ありがと〜

ワークショップ最終日、道で息絶えていたバタフライをピーターが拾ってきた。
シヴァ神の足もとへ。
私がいつもクラスで唱えているMaha Mrtyunjaya Mantraは
シヴァ神を讃え、死への怖れ(自分が持つ精神的な束縛)から解放されますようにという意味がある。







2014年5月8日

カラフル★インディア

インドに来ると派手な色の服を着たくなる。
周りがみんなカラフルだから?



学生らしき女の子2人
後ろから着いていきたくなる鮮やかさ




2月は結婚式シーズン
あちこちでパレードが行われている



インドの結婚式は盛大
この列の先頭には鼓笛隊がド派手に演奏している




朝食のトマトやフルーツをここで買う
おばちゃんのショールがかわいい



粉の色もカラフル



野菜もカラフル




プージャ用の花を売るおじさんと仲良くなった
店番しながらのおしゃべりをワンコが見てる




これも結婚式帰りかな?




町を歩いていたババ
プシュカルが聖なる町だと感じさせるオレンジの袈裟





神様も派手な衣装を身に着ける




広大なインドに無数にある寺院の中、唯一のブラフマ寺院がプシュカルにある。
ここは写真撮影が許可されていないので、参拝だけで写真なし。
町の中にある大きなお寺。
厳かな雰囲気とその周りの人やお店の賑やかさは
三大神の1人でありこの世界を創ったと言われるブラフマ神の偉大さを感じさせる。

プシュカルでの1週間は暮らすようにのんびりと過ごした。
プシュカル湖で瞑想したり
ミュージックスクール行ったり
宿でヨガしたり
寺院に行ったり買い物行ったり・・・

が、、、、、
それが壊されたプシュカル最後の夜。
全く寝れなかった〜!!!
隣の寺からの大音響はプージャというよりパーティーで
打楽器の音が一晩中ずっと身体に響いて頭が痛くなるほど!!

完全な睡眠不足のその日の夕方
プシュカルを発ちアジメールから寝台列車でデリーへ。
デリーでもほとんど寝ずにバンコクへ飛び
バンコクでも1日中動き回り
早朝発のフライトで名古屋へ。
そして日本に着いた翌日から仕事。

若いときなら全然大丈夫だったであろうこのスケジュールが、数ヶ月後のドタバタを引き起こすことになろうとは・・・。

2014年4月22日

サヴィトリ寺院

ガヤトリ寺院に行った翌日、サヴィトリ寺院に向かった。
サヴィトリもブラフマー神の奥さん。
ガヤトリマントラにはサヴィトリの名前も出てきて、ガヤトリとサヴィトリは同一人物だと言う説も在る。

サヴィトリ寺院も小さな山の上にある。
町の喧噪から離れたところにある小さな山の麓へ。
砂漠の地方というのが感じられる乾燥した大地だ。







途中にはオシャレなラクダが。
これが有名なプシュカルのラクダ市のラクダさん達ね。






ガネーシャも。






ここからサヴィトリ寺院への道が始まる。
奥の山のてっぺんにあるのがゴール。
遠いなぁ。




この暑さの中、登っていくのは結構大変。
昨日のガヤトリ寺院とは違ってちゃんと石畳の階段だけど、こっちのが遥かに大変。
モモ筋はヒクヒク。
ここをサリーをきたおばちゃんや年齢行ったジイさん達も登ってくんだから、インド人すごい。





寺院に行くのに最大の難関は猿達だよって聞いてたけど、やっぱり来た。
今回の旅で2度目、猿に襲われかかる。ヒー!!
インド人のジイさんがお菓子をポロポロ落としながら歩くから!!!!
そこを助けてくれたお兄さん達。





やっとたどり着いた。
サヴィトリ寺院にはすごいパワーがある。
1歩足を踏み入れると神聖な空気に満ちている。
山を登りきった爽快感とで心の内側がじんわりして、生命の静かな鼓動が広がる。
サヴィトリは生命の護り神だと言われる。

寺から見下ろすプシュカルの町。





一緒に猿に襲われた家族に写真を撮ってくれとせがまれた。
この家族のお陰で道中が楽しくなった。
オレンジーターバンがお菓子ポロポロ落とすジイさん。





OM










2014年3月24日

ガヤトリ寺院

プシュカルに着いたその日、カフェで会ったイタリア人のファビオと仲良くなった。
ファビオは明後日プシュカルを発つので、明日が最後の1日。
2人でガヤトリ寺院に行くことにした。

ガヤトリは世界を創造した神、ブラフマーの奥さんの1人。
ガヤトリマントラはとっても広く知られているマントラ。





翌日ファビオと待ち合わせ場所で落ち合って、出発。。。。
なんだけど、まずどっちの方向に歩き出すか。
周りのインド人に聞いてみる。
1人目『あっちじゃない?』
2人目『こっちだね』
3人目『あ〜、それ多分こっち方向』
みんな違う方向を言う。
インド人は『知らない』とは言わないのだ。
親切心か?適当なのか?
半径50m内をウロウロ。
結局6人ほどに聞いてから多数決状態で進む方向を決める(笑)。
ようやく出発地点スタート!




途中、何度も人に聞き、やっとたどり着いたバス停。
このバス停の裏の小さな山の上にガヤトリ寺院がある。
バス停には小さなマーケットができていた。



山と言っても木はほとんどなく、山頂が見える。





 登る途中に撮影したプシュカル湖。
その向こうには2つの山。
1つは明日行く予定のサヴィトリ寺院が頂上にある。





登る途中にカフェって書いてあったんだけど、、、
着いたら誰もいない小さな寺院のみ。







登り始めて30分くらいで到着。
何もないんだけど、心が穏やかになる場所。






プシュカルの町が目の前に広がる。





町を見下ろすシヴァリンガム。
神聖なパワーがある。







ファビオは人なつこいイタリア人。
山登りで暑くなって上着を脱いだ私の腕を見て、腕相撲を挑んできた(笑)
負けたけど(勝ったらまずいでしょ)、、、対戦を申し込まれたのは初めてだ。
腕すごいって褒めて(?)くれるファビオ。
そんなにガッチリしてるかな〜。




山から下りたあとは2人でプシュカルの町をぶらぶら。
湖のまわりにはたくさんのガート(沐浴場)が並ぶ。





道で木切れを束ねていたおばあちゃんと孫。
今回の旅のベストショットかな。





掃除をする女性がとっても神聖で女神のように見えた。
おじさんの黄色のターバンもカッコいい〜


2014年3月23日

聖なる湖

「パオー!!!」
プシュカルに泊まって最初の朝。
ホラ貝の音で飛び起きた!
ここ何処?何時????...AM4時
どうやら私の宿の隣は大きな寺院らしい。
一番隅の私の部屋に向かって寺の祭壇がある。
きっちり15分間、すっごい賑やかな朝のプージャ(儀式)。
リトリートは朝5時起きだったから1時間差くらいまぁ良いけど、、、
インドには近所迷惑って言葉がないらしい。

そういう私も相当迷惑な人で、、、
宿の人を叩き起こして門を開けてもらう。
早朝のプシュカル湖は人がいなくて幻想的で、空気が澄んでいる。
ガート(沐浴場)に座って、瞑想とプラナヤマを1時間ほど。
目を閉じた瞼の向こう側がだんだん明るくなっていく。
私の横を通り過ぎる人の足音とマントラをつぶやく声。
「Ram Ram Ram Ram.......」「Hare Krishna Hare Krishna.....」
湖のほとりでのプージャ(儀式)
鳥のさえずりも聞こえてくる。
聖なる町、プシュカル。気に入った〜!

インドは広くて無数の寺院があるけれど、インド3大神の1人ブラフマーを奉った寺院はここプシュカルだけ、たった1つ。
そのブラフマー寺院めざして、そして聖なる湖プシュカル湖をめざしてヒンドゥー教徒が集まる。
そしてたくさんの雑貨屋や洋服屋さん、海外からのバイヤーや旅人も集まる。
10月はラクダ市がある砂漠の町、ラクダ商人も集まる。
なので、小さな町は人がごちゃごちゃ賑わってるのだ。
人は結構やさしくて、デリーみたいに騙そうって人もいない感じ。









プシュカル湖はスタスタ歩いたら1週1時間かからないくらいの小さな湖。
佐鳴湖より小さい?




朝ごはん中にやってきた牛さん




カフェから町を眺める




列車とバスの長旅のあと、まったり〜



2014年3月14日

プシュカルへ

Pushkar。プシュカル。なんてかわいい響き〜☆
この地名を聞いたときから行ってみたいと思っていた町。

みんなと過ごしたいという気持ちを振り切って、Bondlaの森を出たその日にプシュカルへ向かうべくデリー行きの飛行機に乗る。
デリーで1泊し翌日早朝、アジメール行きの列車に乗り込んだ。




早朝にも関わらずニューデリー駅は人でごった返している。
(写真ではそう見えないけど。。。)
約7時間の列車の旅は日本からバンコクへの飛行機より長いけど、インドでの列車移動では短い方。






ゴアでは列車の席を取るために翻弄された。
2日に渡って3件のトラベルエージェンシーに7回も行ったが取れず・・・
結局ちょいと高めの良い席になったせいかチャイ付き。
しかもポットで来た。
なかなか快適な旅だ。





ボンディラリトリートの間にやったキルタンをこっそり録音しておいた。
それをiPhoneで聞いているとみんなの真っすぐな声が響いて車窓の景色が涙でかすむ。
充実したリトリートから次の地へ、時間は流れているんだなって思う。
良い時間も過ぎる。
辛い時間も過ぎる。
2012年から感じ続けた自分の中の大きな塊が少しずつ動き出している。






途中のどこか小さな町。
だんだんと人々の服が鮮やかな色になっていく。
砂漠の暑い地域 ラジャスターン!!





2014年3月11日

祈り

『Holy Men』サドゥ(インドの修行者)を撮影した写真集とその撮影のドキュメンタリー。
YOGA SPOTのブログから知りました。

物への欲から離れ自己の解放に向かっていくサドゥ達とそれを撮影する写真家達はなんとなくミスマッチではあるけれど、その写真からは魂の強さを感じる。

撮影場所はインド、バラナシ。
生と死が常にそこにある町と3.11のこの日が交錯する。
ドキュメンタリーを見た後のプラクティスでエカパダラジャカポタアーサナをした。
胸をひらく強い後屈、呼吸がしにくいポーズ。
だからこそ、ゆっくり、おだやかな、均一の呼吸に。。。
苦しさが心地良さと静けさに変わっていく。
このポーズ ”祈り” だ。








2014年3月4日

トイレットペーパー事件

3週間の間にいろいろ事件はあるのだけれど・・・そのうちのひとつ。

トイレットペーパーはインドでは貴重。
何故かといえば
①インド人は紙いらないから値段が高い!
②宿にはない!
③いろんなところが汚いから紙でふきたい!
④すぐにお腹の調子が悪くなる!

リトリートの場所、Bondlaにはトイレットペーパーがない。
3週間分のトイレットペーパーをゴアで買って持ち込んだ。
足りなくなったらここのスタッフから買うことになる。
(値段上乗せ、更に高い)

ルームメイトは3人のオーストラリア人。
オージーと言えば、フレンドリーで大らかで適当っていう・・・
2人は紙持参で来たけど1人は持って来なかったらしい。
トイレに置いてあるトイレットペーパー、減りが異常に早い。
確実に勝手に使われてる。まあ、いっか。。。

で、リトリート入りして数日後に1ロール終了。
他の2人の分も同じ日に1ロール目がなくなった。
と思ったら、私の棚からトイレットペーパー1ロール紛失している。
トイレに新しいのが出してある。。。。
いや〜、勝手に使うのもトイレに出してあるのだったらまだ良いけど
何も言わずに棚からってのはどうなんだ!と少し憤慨。
オージー達はこういうとこ適当なのかなぁ。
まぁマウナ中(沈黙の業)だからしゃべれないんだけどね。

で、のちほど話した結果3人が持ってきたペーパーを4人で使って、それがなくなったら持って来なかった子がインド人から買うことになった。

そしてリトリートも終了間近になって3人が持ち込んだ全てのトイレットペーパー終了。
持ってこなかった子が1個追加で買ってきてくれた。
が、、、、それっきりなし。
リトリートもあとちょっとだし、なんだかもうどうでもよくなってきた。
最後の2日間はインド式、手で処理するハメに。
心も身体も強くなった気がする(笑)



今年もありがと〜 Gaj Laxmi Ma


2014年3月3日

Bondla Retreat 2014

Bondlaまたここに来た。

朝目覚める度に
鳥のさえずりが聞こえる度に
太陽の光が眩しくひかる度に
嬉しいって心が言ってる。

帰りたくて泣きたくてどよ〜んとしていた時間も、あるべくしてあったと今は思える。
あんなときがあったのに、またまた来ている私はマゾだなとも思う(笑)




ここにいると、素の自分と向き合う。
いろんなものを脱ぎ捨てて裸になって、ただ1個の魂になる。
ちょっとくらいクレイジーになっても大丈夫。

キルタンで踊りくるった満月の夜、女の子数人で真っ裸になって池に飛び込んだ。
2匹のワニが住んでる池!
あー私達、クレイジーだ★







リトリート中ほとんど写真は撮ってなくて、これは最終日前日かな。
お茶会中。





洗っても洗ってもなんだか茶色っぽい洗濯物。





ヨガマットもお洗濯。





マウナ(沈黙)の朝
象のKrishna & Jung