西ベンガル州にある小さな村バクレシュワに来たのは3年ぶり。
ここはクライブがクライブのグルと長年過ごした場所で、私にとっては聖地だ。
バクレシュワのメインロード!
端から端まで10分もかからないくらい
よく行くチャイ屋さんのカウンター
昔商売をしていたおばあちゃんの家を思い出した
チャイ屋で作っていたサモサの中身、美味しそう
でもこれを冷ましている間にハエの大群が集っていて食欲が失せた・・・
おじさんがナスを薄くスライスしてた
その道具が面白い形
そして次々に揚げ物を作っていく
ナスのフリッターが美味しいとすすめられて食べてみた
揚げたてでも油っぽすぎて無理〜
滞在したアシュラム
バクレシュワにはあまりご飯を食べる店がないので三食アシュラムで出してもらう
朝ごはん
ゴパラというここの次期スワミがご飯を作ってくれる
彼のチャパティはどこよりも美味しい
お昼ごはんはちょっと豪華
手で食べるのは口にする物のエネルギーを感じるために大切なことだと言う
夜ご飯
そうは言っても汁物を手で食べるは難しいー
苦戦していたらスプーンを持ってきてくれた
バクレシュワの町の外れにスマシャン(火葬場)がある。
私達は朝の瞑想へ行く時に毎日ここを通る。
空き地に組んだ木が置いてあり、その上に遺体を乗せ火をくべている様子がわかる。
若い人だとか老人だとか、男性か女性かもわかる。
インドでは人の死は人生の苦しみから解放される喜ばしいことだという考え方があるけれど、泣き叫んで悲しんでいる家族を見ることもある。
人にはいつか必ず死がやってきて、それは特別なことではない。
それがここでの日常。
ここで育つ子はどんな大人になるのだろうと思う。
スマシャンの向こう側に小さな川があって、その向こう側にグルの家と女神の場所があるんだけど、木の橋がなくなっていた。
仕方なく早朝の寒い中、裸足で川に入って渡った。
朝まだ暗いうちの女神の場所での瞑想は凍えるほどの寒さ!
タンクトップ、長袖シャツ、パーカー、ダウンジャケット、レインジャケット、毛布2枚にルンギ、とありったけの物を着てモコモコの瞑想になった。
そして場所を移動してグルの家でも瞑想。
ここに導いてくれてありがとうって自分の祖先を訪ねている気持ちになる。
バクレシュワに来る度思うのは、私が今学んでいるヨガの知恵は古代インドで脈々とグルから弟子へと受け継がれてきたものだということ。
私はそれを次に渡していく。
自分のエゴを入れてはいけない。
ただ真実をそのまま伝える責任がある。
そのためには自分が修練を重ねること。
パンチャ・ムーンディの木の下での瞑想
この木の下には5つの動物の骨と5つのカーストの人の骨が埋められている
タントラの教えでは死への恐怖を断ち切ることが重要だという
私が帰る前日、裸足で小川を渡らなくても向こう岸に行ける方法がわかった。
あんなに寒い思いをしなくても良かったのかー
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