昨日の夜ごはんは海鮮丼だった。
あーシアワセ。
お腹いっぱいでグッスリ眠った翌朝、リハビリデーション科の見学を再びさせてもらった。
前回いた人達は6日経ってどんなふうになっているんだろう。
この前いたおじいちゃん。
前はベッドから板の上に乗せ換えられ、ベルトで固定された状態で板を斜めにしてストップ。
寝たきりで鬱血しないように血流を足へと流していくためなのかな。
「◯◯さん、起きてくださ〜い」
「はい、グー、パー、グー、パー」
「グー、パー、zzz…」
意識あるのかわからないくらいの状態だった。
あれから1日ごとに斜面は急になっていったと聞いた。
今日はなんと車椅子に座ってた!
相変わらず半分寝てるっぽかったけど、背骨は椅子に寄りかかりながらも体を支えていた。
喉に管をつけてフラフラで歩いていた女性はスタスタ歩きに変わっていた。
退院したのか、下ネタ好きの女性はもう来ていなかった。
ある患者さんの何かの数値が良かったみたい。
2人の女性の若い先生が「良かったね〜」「頑張ったね〜」と声をかけるとおばあちゃんはコクコクとうなづいていた。
涙が出そうになった。
マスクの下のハナミズをすすって我慢した。
少しずつで良い。
1歩先にまた新しい可能性があるから、1歩進めば良いんだ。
それを支える周りの声がどれだけ励みになっていることだろう。
リハビリ見学から戻り、ヨガの練習。
ふと気付くと、白衣の女の子がニコニコ私を見ていた。
医大5年生のHさん、鼻がスラッとしたクールビューティー。
これから何日間か私に付いて、病気のことや生活のことを聞いたり簡単な診察をしたりとお勉強に来るらしい。
ヨガのこともいろいろ聞かれた。
「ヨガするとどうなるんですか?」
「瞑想って何してるんですか?」
「あー、いやー、こういうことを医大の学生さんに言うのも変なんだけど、私が今やってる瞑想はチャクラというものを…いやいやチャクラは解剖しても出てこなくて…エネルギーが集まる場所を意識するっていうか…」
ごめんねー、変な人に当たっちゃって。
でも楽しくなりそう。
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