「ちょっとちょっと。これ神聖なものだから顔につけてあげるよ。」
私の眉の間にオレンジの色をつけて何やら呪文を唱えている。
「はい、これでOK。100ルピー頂戴。」
は?あんたが勝手につけたんでしょ!
ありがたい神聖なものだから寄付のつもりで数ルピー渡しても
(100ルピーはありえないけど)
良かったのかもしれないけど、
その時の私にそんな余裕はなし。
それとは別の話ですが、、、
リシュケシュにたくさんいるサドゥーと呼ばれる修行者達。
彼らは一般の人達からご飯をもらって食べ、「Hari OM」等と言ってはお金をもらい、暮らしています。修行の身ということで。
インドでは、家族を作り子供達が成長した後の男性は森に入って修行をすると言います。
それがサドゥーの始まり。
けれど、ここでは若くしてサドゥーになっちゃったりして、修行者とは違うかんじ。
私の目には、毎日ゴロゴロしているだけに見えてしまいます。
一般の人達も決して生活に余裕がある訳ではないはず。
働かざる者食うべからずの文化で育った私には理解困難なシステム。
施しを与えることを厭わないインドの人達。
サドゥーに対しても物乞いに対しても。
インドに根づく思想からなのでしょうか。
カルマ
輪廻転生
今の自分に与えられた立場を受け入れ、全うし
繋がる来世の幸せを願う。
少しずつインドに歩みよってみよう。
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