コルールに着いた翌日から本格的に咳が出始めた。
咳き込むと身体の熱が上がって、体内に炎症が起こっている感じ。
そして疲労感がハンパない。
私もキャサリンもちょっと動くとすぐに疲れてしまう。
とは言ってもせっかく来たコルール。
朝のプージャ(儀式)は行かなければ!
ムカンビカ寺院の女神に朝のご挨拶をして、お寺の中で瞑想をさせてもらう。
寺院での瞑想していると様々な音が耳から入ってくる。
マントラの声、鐘の音、インド人の話し声・・・。
なのにすごく集中できて不思議。
自分の外からの音と自分の内側の静けさの対比をボーッと遠くから眺めるような感覚になる。
朝のプージャの名残り。
聖なる山クラチャドリからの朝日が顔を出す。
片方だけツノが下がっている珍しい牛を発見!
ムカンビカ寺院には南インド各地から巡礼で多くの人が訪れる。
夜のプージャの前にはお寺に入ってすぐにある塔に火が灯される。
これから始まる感があってワクワクする。
最初は静かに、だんだん音楽が鳴り始め、盛り上げていく演出がすごい。
そして神様がジャーンって感じで登場する。
火が消えて、塔の横には三日月。
神様の出待ち中に撮影した。
ビックリしたのは、お寺へのお布施のためのQRコード看板がお寺のあちこちに立てられていたこと。
大気汚染なんて気にしない、それがインド!って感じでバンバン火を焚いて煙たいお寺。
インドの宗教儀式や伝統文化を変えるのは大変なようにみえるけど、新しいものを取り入れる逞しさも柔軟性もある。
キャッシュレス化は日本より進んでるかも?
バターを加熱して濾過した純度の高い神聖なオイル=ギーのランプ
ギーランプを3つ買った
ひとつめは1年ちょっと前に亡くなった父に捧げ
ふたつめは家で待つ母とパグ犬チコちゃんに
みっつめはドタバタ賑やかで問題勃発しまくりの弟家族に。
ランプを灯してビンドゥと呼ばれるお寺の中心の塔の頂上に向かって炎を揺らす。
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