2008年6月21日

インド備忘録⑤ ハリドワール

バスに乗ってから7時間後、やっとハリドワールの町に着きました。5時間でも6時間でもなく、7時間。しかもまだリシュケシュには着いてない。。。バスの乗客達はここで続々と降りて行きます。結局乗っているのは私だけ。すると、最後に降りかけた乗客が「もうリシュケシュには行かないってさ」はぁ〜???

ドライバーはぐったりとして寝転がっています。何なのこれは!!ドライバーを揺すって「リシュケシュ行かないの!?何で?」怒鳴るような大きな声でドライバーを起こしてやりました。「もう行かない。」「何でよ〜!私困るんだけど!!」「ヒンディーで話せよ!」くっそ〜。
でも、ここで交渉してこのドライバーと1時間バスで2人きりってのも怖いかも。今は夜8時半。リシュケシュに無事着いたとしても9時半で、それから宿探し。それならハリドワールに泊まる方がましかも。。。一瞬で頭の中をフル回転させて考え、バスを降りました。

周囲に乗客の姿はもうなく、リクシャのドライバー達が私に声をかけてきます。なんかヤバいシチュエーションだ。。ここはハリドワールのどこなんだろう。中でも安全そう(?)な顔をしているサイクルリクシャの人に、ガイドブックに載っている適当なホテルを言って連れて行ってもらうことにしました。サイクルリクシャならいざというとき飛び降りれるでしょ。

行ったホテルは満室。今はインド人の旅行シーズン、しかも聖地ハリドワール。結構ホテルは混んでいるみたい。その近くのホテルへ飛び込み、1室空いていました。小さいホテルだけど、家族連れも泊まってそうだし部屋もまあまあきれい。安全だと判断し、ここに泊まることにしました。「シャワーはお湯出るの?」「お湯はバケツでくんでくるよ」あっそ、めんどくさいな、もう水でいいよ。

水シャワーを浴び、顔を洗うと鼻の穴から真っ黒いものが出てくる出てくる。そうとう排気ガスを吸っていたらしいです。やっときれいになってスッキリ。飛行機とバスであれだけ寝たというのに、あっという間に眠り落ちていきました。




朝のハリドワール





翌朝6時に起床し、バス停へ。やっとリシュケシュへたどり着きそうです。

0 件のコメント: