2025年10月2日

バリ島ウブド、プネスタナンとサヤンで*2025年インド*スリランカ*バリ島

スリランカからシンガポール経由でバリ島入りした。
今回ウブドで泊まる宿は、過去何度もお世話になったところ。
今まで数々泊まってきた旅の宿の中で、いちばん自宅気分で過ごせるお気に入り宿。
テラスでヨガできるし、キッチンがあるのでちょっとした自炊もできる。
中心地から少し離れているのも良い。
その分不便なことも昔はあったけど、今はGrabやGojek等の配車アプリが使えて全然問題なしなのだ。
宿近くのガネーシャ

プネスタナンを散歩

近所を歩くと新しいパン屋さんやランドリー屋さんができていた。
この小さな村もどんどん発展している。
物価も毎年上がっているし、日本人にとってバリは最早お得な場所ではない。
それでも、あそこでごはん食べて、あそこでマッサージしてもらって、あのお店に行って、、、と暮らすように過ごせてゆる〜く居られる。

着いた翌日はバリ在住のエミール&アヌークのお宅訪問。
素敵な2人に会ってヨガ談義と近況報告するのがウブド滞在の楽しみになっている。
その数日後、陶芸にハマっているアヌークにガヤセラミック陶芸スタジオに連れて行ってもらった。
窯の種類がいろいろで、それによって出来上がりが変わってくるのが面白い。
素敵な作品を見ていると何か作りたくなるー。
こうは上手くいかないんだけど。

陶芸スタジオの穴窯

また別の日はウブド在住の友人カヨコさんとランチ。
出会ってから20年近く経つけれど、昔も今も変わらず優しい雰囲気と凛とした強さを持つ。
今でもいろんなことに挑戦して柔軟なのは、本来の彼女の素質に加えてバリでの暮らしの影響もあるのかもしれないと思う。

ランチ後に景色が良いカフェで贅沢チーズケーキ堪能


面白い出会いがあった。
歩いていたら知らない日本人の女の子にナンパされた、笑。(経緯は大幅省略)
「一緒に晩ごはんを食べてもらえませんか」とお誘い頂いてカフェでいろいろ話した。
バリでの自分が解放された感覚が日本に帰ったらなくなってしまうと思うと寂しいとのこと。
なぜ私がヨガをはじめたのか、なぜ伝えているのか、どうやって仕事を辞めたか、旅のこと等いろいろ聞かれた。
バリ島の祈りを捧げるような、自然の営みに明け渡すような神聖な感覚は、私たち日本人の中にもある。
バリ島やインドではそれは宗教的としてだけど、私たちは感覚としてそれを持っている。
ヨガもその感覚を研ぎ澄ませてくれる。
日本の生活に戻ってもヨガを続けていってくれたら良いなと思う。
連絡先も聞かずに別れたけれど、きっとどこかで自分の道を切り開いていくと思う。
そんな強さを内側に持っている子だった。


サヤン周辺を歩くとリトリートできそうなホテル発見した

人懐っこくて可愛いわんこ達
我が家のわんこが恋しくなる〜

道に備えてあるチャナン 散歩も楽しい

宿から見えるアグン山と朝焼け











2025年9月29日

ウナワツナから列車でコロンボへ*2025年インド*スリランカ*バリ島

スリランカの続き。。。

翌日の朝のウナワツナ駅。
この2日間で1番気に入った場所はこの駅のプラットフォームかも。
早めに駅に着いたので、のんびり電車を待つ時間が至福だった。





この路線は海のすぐ横を走る。
ウナワツナでの乗車はまだ少し席が空いていて、海側の席を取ることができた。
海側ということは西側。
朝便なので日差しは入ってこないでしょう、と思っていたらこれが誤算だったー。
ゴール駅に着いたら大量に人が乗車、そして後ろ向きに出発。
なんでー!?
結局後ろ向きに走り続け、海は反対側席の向こう。
そして日差しが差し込むのにスクリーン無しでど暑くて、コロンボに着く頃には頭がクラクラだった。
それでもヤシの木の間を走り抜けたり、向こう側に海が見えるのが楽しい。
私が今まで旅で乗った列車の中で、ベスト3に入る。

そしてコロンボ到着。
コロンボは想像していたよりも大都会。
数年前に国が破綻したとは思えない都会だった。
まぁ滞在はそんなしなくて良いかなって感じだけど、スリランカは移動に時間がかかるので無理して遠くに行くより空港まで行きやすいここで残りの2日間を過ごした。

泊まったのは安心安全、日本大使館目の前のAirbnb。
コロンボもUberでどこでも移動できるので楽ちん。


おしゃれなカフェでマンゴーグラノーラとコールドブリューコーヒーを堪能。


海沿いの街なのでこんな景色も。


スリランカに来たら食べたいと思っていた料理の一つがエッグホッパー。
いくつかのお店で聞いたけど、朝しかやってませんとか、夜しかやってませんとかで、食べられなかった。。。
代わりに注文したコットゥ。
チャパティを細かくしてチャーハンみたいにしたやつ。
脂っこくて私はダメだった。。。
たまたまこのお店がってことなのかもだけど、スリランカでの食べ物はハズレが多かった。
(ウナワツナのメキシカンが一番良かった、笑)
日本から持参したお湯を入れるとできるおにぎりとインスタント味噌汁、助かるー。
尾西食品と天野フーズには毎回の旅でめっちゃお世話になってます。
日本のフリーズドライの技術は素晴らしい。


コロンボでは、アーユルヴェーダクリニックでフェイスセラピーをしてもらった。
そのためだけにコンサルもしてくれて、アーユルヴェーダのお医者さんと話をすることができた。
親切で話しやすい女医さん。
セラピーはイマイチ気持ち良い感じではなかったけど、アーユルヴェーダに癒しを求めてはいけない。

スリランカは穏やかな南インドの気質を更にマイルドにしたような、優しい国だった。
人もみんな優しいし、笑顔だし、安心して過ごせる感がある。
仏教の国だからかな。
スパイスが効いた感があるインドの方が恋しくなるっていうのは、やっぱり私はインド好きなんだなーと思うけど、スリランカもまたゆっくり来たい国。
 
次はバリ島へ。

2025年9月25日

スリランカ初上陸、ウナワツナとゴール*2025年インド*スリランカ*バリ島

インドを出国して1時間20分後、スリランカのバンダラナイケ国際空港に着いた。
当初は1週間の滞在で帰国する予定だったけど、続けてバリ島リトリートに参加することにした。
さらにトリバンドラムからスリランカ直行便がキャンセルになって、スリランカ滞在は4日間のみ。
短期間でどこに行くか散々悩んだ結果、ウナワツナという南の町に行くことにした。
ここは世界の美しい海10選にも選ばれたことがあるキレイなビーチ。
近くには町ごと世界遺産のゴールがある。

バンダラナイケ国際空港からコロンボまで行き、電車に乗ってウナワツナへ行く予定。
だけど、スリランカに着いた時にその気力が無かったー。
昨日からバタついているし、電車は指定席が取れない上に激混みで立ち乗り覚悟せよとネット情報にあったので。
金に物を言わせてUberでウナワツナへ向かった。

ちょうど当たったUberは乗り心地良く、 ドライバーのおじさんと楽しくおしゃべりしながら2時間弱の快適な旅。
1万5000円也。
コロンボーウナワツナ間の列車は2等席で500円。
空港からコロンボまでの移動を入れてもUber移動はめっちゃ高いんだけど、もし列車だったらこの日はビーチに行く時間なかったので、良い判断だったと思っている。



キレイな海ー!!
ウナワツナのビーチ周辺をウロウロし、ジェラートを食べ、メキシカンを食べ、部屋でゴロゴロしてこの日は終了。

翌日はリトリート施設の視察2件。
そしてゴールの町に行ってみた。
ゴールはオランダ、ポルトガル、イギリスに支配された歴史があるのでヨーロッパのような町並み。
そこにカラフルなトゥクトゥクが走っているのが可愛い。
のんびり散歩してると、どこの国にいるんだっけ?って感じになる。





ゴール駅に行ってみたら時刻表が木製で良い雰囲気を醸し出していた。
駅員さんにコロンボに帰る時はゴール駅からめっちゃ混むと言われて、便数少ないけどウナワツナ発で明日は移動することにした。


スリランカカレーを堪能。



2025年9月20日

リトリート終了、そしてチェンナイ*2025年インド*スリランカ*バリ島

南インドヨガリトリートが無事に終わりました。
リトリートの様子はヨガシャラ浜松ウェブサイトに載せています。

リトリート運営のサポートをしてくれたみどりちゃんと


**********

今回の旅は、インド→スリランカ→バリ島へ。
途中で乗継のための2回のシンガポール入国も入れると4ヵ国。
約1ヶ月の長めの旅になった。

まずは南インドヨガリトリート。
ここでは詳細は書かないけど、たくさんの充実感といくつかの改善点あり。
自分が運営するリトリートは、参加とは違う緊張感がある。
そして、自分が受け取ってきたものを自分なりの形で伝える場があるのは、ありがたいことだなと思う。

リトリート終了日の夜、リトリートメンバーと別れてスリランカに向かう。
宿に残る人も数名いるけど、他のみんなはシンガポール経由の国際線。
私も当初の予定ではスリランカへの直行便=国際線で飛ぶ予定だった。
それが1ヶ月ほど前にフライトキャンセルがあって、チェンナイ経由スリランカの便を取り直した=国内線となる。
チェンナイには深夜着で翌日昼前発なので1泊する。

なんだけど、、、
リトリート終了日はみんなでトリバンドラムへ移動して宿に入り(深夜発のため宿を取った)、昼ごはん、買い物、寺院、晩ごはん、残る人たちのこと等、頭の中は忙しかった。
というのは言い訳で、自分のフライトのことをちゃんと考えてなかった。
トリバンドラム空港は小さいし、ゴアの空港と同じ感じでしょ、程度。

タクシーに乗って初めて気付いた。
「国際線?国内線?」と聞かれて、「えーっと、1人は国際線でもう1人は国内線」と言ったら、運転手がキレ気味に「は?どっちだよ」って言ってきた。
「え?場所違うの?」「国内線は海の方、国際線から20分離れてる」とのこと。
あー、やらかしたー。。。
とりあえず国際線に向かってもらった。
その間、運転手の態度が最悪なんで、この人に国内線ターミナルまで行ってもらうのは無い。
着いたら私も降りる!
時間は結構あるから大丈夫。

空港に着くとみんながいて、国内線は別の場所だと知ったらしく、みんな私を心配している(申し訳ないー、汗)。
時間あるし大丈夫だよーと言ってみんなと別れ、タクシー乗り場に向かった。

次のタクシーに乗ること20分、国内線ターミナルに無事到着。
予定通り出発し、予定通り0:15にチェンナイに着いた。
チェンナイは何年か前に来たことがあるけど、空港こんな感じだっけ?と思いながらプリペイドタクシーのカウンターへ。
宿を伝えて支払いし、外に行けばわかると言われて空港の建物を出た。
が、運転手がいるわけでもなく、タクシーもいない。
ウロウロして、何人か人に聞いても「あっちだよ」「こっちだよ」って感じでよくわからない。
指さされる方向からしてこの辺だと思うんだが、、、
そこでやっと気付いた。
アミューズメントパークとかの中で人を運ぶために走っているようなカートに人が乗っている。
これがタクシー乗り場に連れて行ってくれるのかー。
(そんな表示は見つけられなかったけど)
聞いてみるとやっぱりそうで、カートに乗ってタクシー乗り場へ。

やっとタクシーの運転手に会うことができた。
そしてホテルの住所を伝えるも、場所がわからないらしい。
しかもこの運転手の携帯はガラケー!
グーグルマップ使えないんか。。。
私のマップを見せてもよくわからないと言って運転手仲間に場所を教えてもらっていて、全然出発してくれない。
すでに深夜1時半過ぎている。
リトリートの間、21時頃には寝ていた私はもうクタクタなんですけど。。。

やっと宿に到着した。
以前泊まったことがある空港近くの宿で、見覚えがあってホッとする。
宿のお兄さんも起きてきた。
チェックイン手続きをすると、先に支払いして欲しいとのこと。
ところが機械が壊れていてカード払いできないと言われてしまった。
予約の要項にカード払いOKとなっていたので、現金は無い。
明日はスリランカだし、インドの現金持ち帰って今まで散々な目にあってるんで。
そしたらお兄さんが、「今からATM行ってきて。歩いて5分だから」だと。
現在の時刻は深夜2時半過ぎ。
絶対嫌だ。
そんな危険は冒せない。
「疲れていてもう動けないよー」とヘタな演技も入れてごねたら、ボスに電話し始めた。
ボスから明日の朝で良いと許可が降りて、やっと部屋に入ることができた。
長い1日が終わって就寝した。

翌朝、フロントのお兄さんがATMに連れて行ってくれた。
私がお金を下ろすまでATMの前で待っていて、一緒に宿に戻ろうとする。
途中、人が並んでいるチャイ屋があって、「あっ」と行きたい素振りをしても宿帰るよーと待ってくれない。
宿泊者に支払い無しで逃げられたことでもあるんか。

宿に戻って支払い完了後、チャイ屋へ戻る。
朝チャイ飲んでやっとリトリート終了の感慨が来た。
チェンナイはトリバンドラムよりも “インド”。
このごちゃごちゃ感。
あー、インドだわー。







そして次の土地、スリランカへ向かう。


2025年8月4日

スタジオヨギー

スタジオ・ヨギー破産というニュースが入ってきた。
私は2007年から2018年までスタジオヨギー静岡パルコ店(最初は焼津)でクラスを持っていて、縁があった会社なので、びっくり。
私がヨギーをやめた後、2020年にコロナで打撃を受けて多くの店舗が閉店した。
静岡パルコもそのときに閉店している。

ヨギーは今あるヨガスタジオの先駆けで大手。
日本のヨガの普及にとっても貢献したと思う。
静岡にも進出してくれたし。
それまで県内に多かったスポーツクラブでのヨガとは違って、伝統的な教えも含めてヨガを普及させようとしていた。
質の良いインストラクターを育てようと研修も濃い内容だったと思う。
スタジオをどう動かしていくかもなんとなく垣間見れて、自分がスタジオを始めてからも参考になる部分があった。
私にはちょっとおしゃれ過ぎって感じもするスタジオだったけど・笑、半年もの長期不在も勉強のためだねって快く送り出してくれたっけ。

インストラクターの登録制度や研修のポイント制度が変わってきて、店舗の方針も変わってきたりで離れることにしたけど、やめた後も生徒さんが浜松まで来てくれたりして繋がりに感謝している。

ヨガ業界も変化しているなーと感じる出来事。
でもヨガは何千年もの間ずっと続いている。
それは根本にある哲学がどんな時代であろうと変わらず人間の本質についてのことだからなのだろう。
だから変化を恐れず、ヨガと共に生きれば良いのだ、と思う。


2018年スタジオ・ヨギー 静岡パルコ店で
レギュラークラス終了の時に生徒さんと撮った写真





2025年4月28日

シンガポール乗継19時間待ち*2025年インド&シンガポール

夜遅くにインド出国して、シンガポールへ向かう。
飛行機には出発の1時間くらい前から搭乗できたので、座ってすぐ寝て離陸したのも気づかずに結構睡眠が取れた。
早朝にシンガポール着で日を跨いで深夜1時に出発の乗継19時間。
なのでシンガポールに入国して街ブラすることにした。
(事前にオンラインで入国手続き必要です)

空港の隣にあるショッピングモールのジュエルは、朝早くはまだそんなにお店が開いていない。
空港内に戻ってカフェで朝食してから、市街へ地下鉄で移動した。
地下鉄は改札でデビットカードをかざせば切符を買わなくても通ることができて超便利!
そして南インドキレイって言ってたけどレベル違いに町がキレイ!
自分の足の汚なさとの対比が気になるー。

行ったのはアラブストリート、ハジレーンといったフォトジェニックなエリア。
20年以上前にインド人街や中華街エリアに滞在したことがあるので、別の場所へということで。
物価が高いので歩くだけで楽しいところが良いかなと思って。







パグカフェを見つけたけど、予約しないと入れないらしい。
外観だけでウチのワンコが恋しくなるー。

お昼頃に土砂降りの雨が降り出した。
レインジャケットはインドから日本に預け荷物として直行なので、持っていない。
慌てて地下鉄に乗って空港へ。


ジュエルはお店がたくさん入っているんだけど、無印良品、アップルストア、ZARAとか日本とあまり変わらない感じ。
カフェやフードコートが充実してるけど、そんなに食べられないし、有名なジェラード屋さんは行列で並ぶ気がしなかったー。
スーパーマーケットをぶらぶらして、噴水の前でまったり。
そしてiPhone の充電がギリギリなのが気になって、早々にラウンジへ。
なぜかモバイルバッテリーが使えなくなってて。。。
カードに付帯されているプライオリティーパスで規定の3時間を最大限活用でラウンジ滞在。

それでもまだ出発まで5時間くらい。
空港内ののんびりできそうな場所で座っていると、隣にウガンダ人の女の子がやってきた。
多分ウガンダの家族と電話していて、充電がなくなったっぽい。
スマホの充電ケーブル貸してと言ってきた。
オーストラリアに住んでいるというその子はまだ明日の早朝便で、ここで一晩明かすらしい。
いろいろ話していたらあっという間に搭乗時間。
無事に帰国で今回の旅はおしまい。


2025年4月26日

トリバンドラム快適滞在*2025年インド&シンガポール

インド最南端のカニャクマリから列車でトリバンドラムへ戻った。
カニャクマリは最初の駅なので、時間通りに出発したのに何故か到着は予定よりも1時間以上遅れた。
しかも列車から降りるときに、列車が停まった途端(というかまだ停まる前から)乗る人達が突っ込んできて、降りる人たちと押し合いへし合いのカオス。
あー、これがインドだわ〜とうんざりするような、インドにいる感ありで嬉しいような複雑な気持ち。
絶対ここで降りるんだという強い決意でバックパックごとカオスの中に突入した。


トリバンドラムにはインドの三大神の一人、ヴィシュヌ神の大きなお寺、シュリ・パドマナヴァスワミ寺院がある。
トリバンドラムに戻って、まずはそこに行ってみた。
ヒンドゥー教徒以外は入ることはできないけど、とりあえずお寺の前まで。


トリバンドラムは、牛を見ないし、牛のフンも落ちてないし、キレイなことにびっくり。
そんな中でもこのお寺の参道は抜群にキレイで、舗装もされてる。
お寺が開いている時間ではなかったので、人は全然いなくて警備の人だけ。
夕方に近くを通った時はおしゃれなサリーを着た人たちがたくさん歩いていて、その人たちを見るだけでも楽しかった。




パドマナヴァスワミ寺院のすぐ近くのお寺。
夜のプージャを外から眺めた。
町を歩いていると小さなお寺もあちこちにあって、中に入らせてもらえるところもある。
写真はダメと言われることがほとんどで残念だけど、神様の像を目に焼き付けて祈りを捧げた。




ガネーシャ寺院の前ではココナッツを売っている露天がたくさん。
お寺の中ではココナッツを壁?にぶつけて割ったものをガネーシャに捧げる。
障害(エゴや無知)を取り除くようにということらしい。




ガネーシャ寺院の外壁のガネーシャ。
お寺の外から覗いていたら、親切なおばちゃんが靴はここに脱げば良いよと教えてくれた。




近くの市場や狭い路地を探索。
Googleマップに陶器のお店と載っていたところに行ってみたらこんな感じ。
去年デリーで買ったのと同じような小さな焼き物を1個だけ購入。




青い外壁とリクシャの前を青い服のお兄さんが歩いていく。



宿の近くの何でも屋さん。
おばちゃんに「写真撮ってもいい?」と聞いたら「いいよー」と言いながら隠れちゃった。




果物やさん。
ドリアンがいっぱい。




鉄道駅の近くのホテルを偵察に行ったんだけど、流石にこの辺はちょっと埃っぽい。
排気ガスと道路の土埃。
道沿いにインド映画のポスターずらり。
バスにはラーマとハヌマーンの絵。

トリバンドラムではUberが使えるので、離れたところに行きたい時に移動がめっちゃ楽。
ドライバーとの値段交渉なし、変なところに連れて行かれたり遠回りされることもなし。
今どこにいようと行きたいところに行ける!
旅に初めてiPhoneを持って行った時の感動が再びっていうくらい、楽ちんさに感動した。
ちょっと遠くのモールやお店にも行って、数日の滞在だけど有効に時間を使えた気がして大満足。




最後の日にお持ち帰りでチャパティを買った時、壁に貼ってあったチャイの入れ方。


トリバンドラムも人が優しくて、騙してる?って思うことがなかった。
インドの旅で喉が痛くならないのは初めてかもっていう空気の良さだし、不便なこともないし、宿の人も親切だし部屋はキレイだし、とにかく快適。
空港と街が近いのもポイント高い。
(それでも油断大敵。夜はあまり出歩かず、狭い路地は荷物をショールで隠してささっと通るようにしてました)

帰国の途。
空港に向かうリクシャに乗っていたら、お祭りのパレードに遭遇。

2025年4月14日

インド最南端の町カニャクマリ*2025年インド&シンガポール

バルカラを出て列車で4時間、インド最南端の町カニャクマリへ向かった。
処女の女神カニャクマリが奉られている寺院がある聖地。
アラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つが一緒になる海。
インドで唯一、海から太陽が昇り、海へと太陽が沈むのが見られる場所。

なんだけど、ネットで調べたり実際に行ったことがある人から聞くと、『感動しないしょーもない聖地』らしい。
なので期待は全然せずにカニャクマリ駅に着いた。
ホームに降りた時に思ったのは、なんかここ好きな空気だー!
空が青いし、空気が澄んでる。



まずは宿の近くでランチ。
インド人が沢山集まる食堂で、バナナの葉に乗ったミールスを頂く。
ここは大正解!
めちゃウマだった。
バナナの葉のお皿はそのまま捨てて、それを犬や牛などの動物がそれを食べて、ゴミが出ずとってもエコ。
手で食べるのでスプーンも要らない。

さて問題。食べ終わったら葉っぱを手前に畳むか向こう側に畳むか、、、
この日は周りにインド人がいなかったので適当にしたんだけど、宿に戻ってネットで調べたらケララ州とタミールナドゥ州だと風習が違うらしい。
ケララは下から上が「美味しかった」
タミールナドゥは上から下が「美味しかった」
逆だと「イマイチだった」になるらしい。
またケララに戻ると思うと覚える気が起きない〜。
次の日はインド人の横に座って真似をした。





海辺の町は建物がカラフル。







カニャクマリ寺院は小さなお寺。
海のすぐ横で敷地が小さく、入り口も小さい。
中は洞窟のように湿り気があって、入った途端に空気が違うのがわかる。
そこにエネルギーがギュッと詰まっている。

お寺の外のマーラ屋さん


お寺の参道からインド最南端ポイントの方へ歩くと、インド人だらけ。
人人人。
聖地というより縁日に来たかのような賑やかな明るい雰囲気。
ここでバルカラ行きの列車でセリーンが言っていた女性のような男性のような人たちを多数目撃した。
客引きらしい彼女達。
堂々と声をかけている姿を見て、文化的にトランスジェンダー等が受け入れられにくそうなインドも新しい風が入ってきているんだなと感じた。


夕陽が見える道に露店がずらり


フライドポテトを買ってみた
この値段、ボラれている気がするが、、、
元日の五社神社で姪っ子にねだられて買った綿飴もめっちゃ高かったことを思い出した


射的屋さん、こんな感じのお店も多数


チャパティ屋さん


夕陽はお天気のせいもあって、浜松で見る方が綺麗かもと思う感じ、笑。
朝陽も曇ってはいたけど太陽が出てくる瞬間は感激した。
大勢のインド人に混ざり、眺めてきた。
インド人の家族連れに記念写真を撮るように営業する写真屋がチラホラいる。





カニャクマリはザ・インド人の観光地!で外国人はほぼ見ず。
宿の人もお店の人もすごく親切で、騙してきそうだなって感じは縁日のポテト屋くらい。
のんびり感があり、聖地感はあまり無いけど、南インドの大らかさを感じられる場所。


駅までのリクシャがカッコ良かったんで写真撮らせてもらった