2025年4月28日

シンガポール乗継19時間待ち*2025年インド&シンガポール

夜遅くにインド出国して、シンガポールへ向かう。
飛行機には出発の1時間くらい前から搭乗できたので、座ってすぐ寝て離陸したのも気づかずに結構睡眠が取れた。
早朝にシンガポール着で日を跨いで深夜1時に出発の乗継19時間。
なのでシンガポールに入国して街ブラすることにした。
(事前にオンラインで入国手続き必要です)

空港の隣にあるショッピングモールのジュエルは、朝早くはまだそんなにお店が開いていない。
空港内に戻ってカフェで朝食してから、市街へ地下鉄で移動した。
地下鉄は改札でデビットカードをかざせば切符を買わなくても通ることができて超便利!
そして南インドキレイって言ってたけどレベル違いに町がキレイ!
自分の足の汚なさとの対比が気になるー。

行ったのはアラブストリート、ハジレーンといったフォトジェニックなエリア。
20年以上前にインド人街や中華街エリアに滞在したことがあるので、別の場所へということで。
物価が高いので歩くだけで楽しいところが良いかなと思って。







パグカフェを見つけたけど、予約しないと入れないらしい。
外観だけでウチのワンコが恋しくなるー。

お昼頃に土砂降りの雨が降り出した。
レインジャケットはインドから日本に預け荷物として直行なので、持っていない。
慌てて地下鉄に乗って空港へ。


ジュエルはお店がたくさん入っているんだけど、無印良品、アップルストア、ZARAとか日本とあまり変わらない感じ。
カフェやフードコートが充実してるけど、そんなに食べられないし、有名なジェラード屋さんは行列で並ぶ気がしなかったー。
スーパーマーケットをぶらぶらして、噴水の前でまったり。
そしてiPhone の充電がギリギリなのが気になって、早々にラウンジへ。
なぜかモバイルバッテリーが使えなくなってて。。。
カードに付帯されているプライオリティーパスで規定の3時間を最大限活用でラウンジ滞在。

それでもまだ出発まで5時間くらい。
空港内ののんびりできそうな場所で座っていると、隣にウガンダ人の女の子がやってきた。
多分ウガンダの家族と電話していて、充電がなくなったっぽい。
スマホの充電ケーブル貸してと言ってきた。
オーストラリアに住んでいるというその子はまだ明日の早朝便で、ここで一晩明かすらしい。
いろいろ話していたらあっという間に搭乗時間。
無事に帰国で今回の旅はおしまい。


2025年4月26日

トリバンドラム快適滞在*2025年インド&シンガポール

インド最南端のカニャクマリから列車でトリバンドラムへ戻った。
カニャクマリは最初の駅なので、時間通りに出発したのに何故か到着は予定よりも1時間以上遅れた。
しかも列車から降りるときに、列車が停まった途端(というかまだ停まる前から)乗る人達が突っ込んできて、降りる人たちと押し合いへし合いのカオス。
あー、これがインドだわ〜とうんざりするような、インドにいる感ありで嬉しいような複雑な気持ち。
絶対ここで降りるんだという強い決意でバックパックごとカオスの中に突入した。


トリバンドラムにはインドの三大神の一人、ヴィシュヌ神の大きなお寺、シュリ・パドマナヴァスワミ寺院がある。
トリバンドラムに戻って、まずはそこに行ってみた。
ヒンドゥー教徒以外は入ることはできないけど、とりあえずお寺の前まで。


トリバンドラムは、牛を見ないし、牛のフンも落ちてないし、キレイなことにびっくり。
そんな中でもこのお寺の参道は抜群にキレイで、舗装もされてる。
お寺が開いている時間ではなかったので、人は全然いなくて警備の人だけ。
夕方に近くを通った時はおしゃれなサリーを着た人たちがたくさん歩いていて、その人たちを見るだけでも楽しかった。




パドマナヴァスワミ寺院のすぐ近くのお寺。
夜のプージャを外から眺めた。
町を歩いていると小さなお寺もあちこちにあって、中に入らせてもらえるところもある。
写真はダメと言われることがほとんどで残念だけど、神様の像を目に焼き付けて祈りを捧げた。




ガネーシャ寺院の前ではココナッツを売っている露天がたくさん。
お寺の中ではココナッツを壁?にぶつけて割ったものをガネーシャに捧げる。
障害(エゴや無知)を取り除くようにということらしい。




ガネーシャ寺院の外壁のガネーシャ。
お寺の外から覗いていたら、親切なおばちゃんが靴はここに脱げば良いよと教えてくれた。




近くの市場や狭い路地を探索。
Googleマップに陶器のお店と載っていたところに行ってみたらこんな感じ。
去年デリーで買ったのと同じような小さな焼き物を1個だけ購入。




青い外壁とリクシャの前を青い服のお兄さんが歩いていく。



宿の近くの何でも屋さん。
おばちゃんに「写真撮ってもいい?」と聞いたら「いいよー」と言いながら隠れちゃった。




果物やさん。
ドリアンがいっぱい。




鉄道駅の近くのホテルを偵察に行ったんだけど、流石にこの辺はちょっと埃っぽい。
排気ガスと道路の土埃。
道沿いにインド映画のポスターずらり。
バスにはラーマとハヌマーンの絵。

トリバンドラムではUberが使えるので、離れたところに行きたい時に移動がめっちゃ楽。
ドライバーとの値段交渉なし、変なところに連れて行かれたり遠回りされることもなし。
今どこにいようと行きたいところに行ける!
旅に初めてiPhoneを持って行った時の感動が再びっていうくらい、楽ちんさに感動した。
ちょっと遠くのモールやお店にも行って、数日の滞在だけど有効に時間を使えた気がして大満足。




最後の日にお持ち帰りでチャパティを買った時、壁に貼ってあったチャイの入れ方。


トリバンドラムも人が優しくて、騙してる?って思うことがなかった。
インドの旅で喉が痛くならないのは初めてかもっていう空気の良さだし、不便なこともないし、宿の人も親切だし部屋はキレイだし、とにかく快適。
空港と街が近いのもポイント高い。
(それでも油断大敵。夜はあまり出歩かず、狭い路地は荷物をショールで隠してささっと通るようにしてました)

帰国の途。
空港に向かうリクシャに乗っていたら、お祭りのパレードに遭遇。

2025年4月14日

インド最南端の町カニャクマリ*2025年インド&シンガポール

バルカラを出て列車で4時間、インド最南端の町カニャクマリへ向かった。
処女の女神カニャクマリが奉られている寺院がある聖地。
アラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つが一緒になる海。
インドで唯一、海から太陽が昇り、海へと太陽が沈むのが見られる場所。

なんだけど、ネットで調べたり実際に行ったことがある人から聞くと、『感動しないしょーもない聖地』らしい。
なので期待は全然せずにカニャクマリ駅に着いた。
ホームに降りた時に思ったのは、なんかここ好きな空気だー!
空が青いし、空気が澄んでる。



まずは宿の近くでランチ。
インド人が沢山集まる食堂で、バナナの葉に乗ったミールスを頂く。
ここは大正解!
めちゃウマだった。
バナナの葉のお皿はそのまま捨てて、それを犬や牛などの動物がそれを食べて、ゴミが出ずとってもエコ。
手で食べるのでスプーンも要らない。

さて問題。食べ終わったら葉っぱを手前に畳むか向こう側に畳むか、、、
この日は周りにインド人がいなかったので適当にしたんだけど、宿に戻ってネットで調べたらケララ州とタミールナドゥ州だと風習が違うらしい。
ケララは下から上が「美味しかった」
タミールナドゥは上から下が「美味しかった」
逆だと「イマイチだった」になるらしい。
またケララに戻ると思うと覚える気が起きない〜。
次の日はインド人の横に座って真似をした。





海辺の町は建物がカラフル。







カニャクマリ寺院は小さなお寺。
海のすぐ横で敷地が小さく、入り口も小さい。
中は洞窟のように湿り気があって、入った途端に空気が違うのがわかる。
そこにエネルギーがギュッと詰まっている。

お寺の外のマーラ屋さん


お寺の参道からインド最南端ポイントの方へ歩くと、インド人だらけ。
人人人。
聖地というより縁日に来たかのような賑やかな明るい雰囲気。
ここでバルカラ行きの列車でセリーンが言っていた女性のような男性のような人たちを多数目撃した。
客引きらしい彼女達。
堂々と声をかけている姿を見て、文化的にトランスジェンダー等が受け入れられにくそうなインドも新しい風が入ってきているんだなと感じた。


夕陽が見える道に露店がずらり


フライドポテトを買ってみた
この値段、ボラれている気がするが、、、
元日の五社神社で姪っ子にねだられて買った綿飴もめっちゃ高かったことを思い出した


射的屋さん、こんな感じのお店も多数


チャパティ屋さん


夕陽はお天気のせいもあって、浜松で見る方が綺麗かもと思う感じ、笑。
朝陽も曇ってはいたけど太陽が出てくる瞬間は感激した。
大勢のインド人に混ざり、眺めてきた。
インド人の家族連れに記念写真を撮るように営業する写真屋がチラホラいる。





カニャクマリはザ・インド人の観光地!で外国人はほぼ見ず。
宿の人もお店の人もすごく親切で、騙してきそうだなって感じは縁日のポテト屋くらい。
のんびり感があり、聖地感はあまり無いけど、南インドの大らかさを感じられる場所。


駅までのリクシャがカッコ良かったんで写真撮らせてもらった



2025年4月6日

リトリート施設 Lumuma*2025年インド&シンガポール

今回の旅の最大のミッションは8月のリトリートの打ち合わせ。
リトリート施設のLumumaへ行って、オーナーのTine、リトリートマネージャーのサラートと話をして、施設の中も見せてもらった。



泊まっている宿から歩いて5分。
向こう側の薄緑の塀のところ。



リトリートとは別にヨガのクラスも受けることができるみたい。
スケジュールが出ていた。



打ち合わせの数日前と翌日に、併設されているビーガンカフェにご飯を食べに行った。
写真はマラバールカレーとミントのジュース。
すんごい美味しかったー。
その数日後も訪れて、今度はラップサンドを食べて、これも美味。
バルカラ滞在中にこの周辺のカフェやレストランでいろいろ食べたけど、ここが1番良かった!

打ち合わせに夢中で施設内の写真は撮ってないけど、良いエネルギーが流れる空間だった。
シャラ(ヨガスペース)は2つ。
アーユルヴェーダマッサージが受けられるスパスペースあり。
宿泊の建物はインド風水Vastu Shastraに基づいて、インドの伝統的な様式で建てているらしい。
確かに建物の中は外よりも涼しい。
星の配置とも繋がりがあって、よく眠れるとのこと。
プールもあって嬉しいー。
裏から出れば海はすぐ近くだけど、プールでのんびりできるのはありがたい。
施設の真ん中は芝生になっていて、みんなゴロゴロしていた。
全ての場所の細部にまでオーナーのこだわりがある。

オーナーのTineはデンマーク出身、旦那さんはインド人。
飼っている犬が少し前に仔犬を産んで、2匹のチビっこがわちゃわちゃしてめっちゃ可愛い。
Tineは今お腹に赤ちゃんがいて(最初全然気づかなかった!)、8月出産予定だそう。
ネパールで出産するので私達のリトリートの時にはいないかもとのことだ。
「サラートが仕切ってくれるから安心して」
「それから、わんこ達も一緒にネパールに行くから静かだからね」ってことだけど、ちょっと残念ー。
なんと、わんこ達を連れて身重の体で列車でネパールに行くらしい。
どんだけ時間かかるんだ?
たくましいー!



晩ごはんを食べに行った日はちょうどキルタンをやっていて、参加してきた。
カーリーとドゥルガーのマントラで涙が出た。
インドの母なる大地はいろんなものを包んでくれるなーと。
やっぱりインドは神様が近い場所。
その後はシヴァ・シャンボーで踊りまくり♪
ヘトヘトになって宿に帰った。

8月が益々楽しみになった。


2025年3月28日

バルカラ探索*2025年インド&シンガポール

宿のお兄さんはそんなに愛想が良く無いけど、いい人っぽい。
バルカラの町のことをいろいろ教えてくれた。
快適に過ごせそう。

そして「この数日すごく暑くなってる。お金払えばエアコン使って良いよ」とのこと。
南インドは3月から5月がすっごく暑い。
そして日本の夏にあたる時期はモンスーンで涼しくなる。
今までもインドの暑さにやられることはあったけど、エアコン付きの部屋には泊まらずになんとか過ごしてきた。
ほんとに暑くて参ったら、エアコンが効いたレストランに逃げ込んだり、夜はベランダに蚊帳をかけて寝たり。。。
なんだけど、今回ばかりはそうもいかないかも。
バルカラ2日目、頭がガンガン痛い。
身体の中に熱がこもっていて冷めなくて、これは熱中症っぽい。
しょうがない、金払うか〜。

ってことで1日あたり500ルピー(約900円)のグレードアップでエアコンのリモコンゲット。
頭痛はエアコン入れて昼寝したら治った。
そしてその翌日に雨が降って気温が下がった。
1日に一度は停電するし、なんだかな〜と思いながらも、エアコン無かったら熱中症のままだっただろうから、短い滞在を快適にするためにも必要だったと思おう。


宿の隣はお寺で、毎朝4時過ぎにはマントラの音で起こされる。
朝行ってみたら誰もいなくて、お寺の僧侶と私だけ。
いろいろ説明してくれた。
ここはカーリー寺院。




こっちはドゥルガー寺院。
ここも人が少なくて、この辺だと少し離れたところにあるヴィシュヌ寺院が有名らしいので、こっちはあまり人が来ないのかなぁ。。
でも気持ち良い場所で気に入った。
8月にまたここに来ようと思う。


ヴィシュヌ寺院にも行ってみたけど、まだ空いてなかった。
お寺の近く、歩く親子がかわいい。



狭い道を通ってビーチへ。
ビーチはだっだっ広く、日陰でのんびりって感じでもないので、砂浜で寝っ転がるには暑すぎる。
のんびりもせず、海でバチャバチャした。
流れがかなり強くて、脛くらいまで入るだけでも引き潮に持っていかれそう。
膝まで入ると、ライフセーバーにビービー笛を吹かれる。
あっちでビービー、こっちでビービーひっきりなしなんで、全然落ち着かない。
でも見守ってもらってる安心感はある、笑。



こっちは少し北の方のビーチ。
ここの方がのどかな感じ♪
ワンコものんびり。



サーフボードを乗せたリクシャ、かっこい〜。



散歩中、道端のお店のバナナが美味しそうだった。

バルカラは普通のカフェやレストランに入ると、1食1000円くらいはかかる。



辛いものを食べたくない時はモモ。
チベット系のお店もいくつかあった。



オシャレなベジカフェ発見。
調子が悪い時はこういうのがありがたい〜。
それか八百屋できゅうりとトマトを買って、塩昆布かけて部屋で食べる!
パパイヤやマンゴーも安くて美味しい。
日本から持ってきたみそ汁の残り個数を確認しながらおうちご飯よくやる。


元気になってからは近所の地元の食堂 Juicy Cafeがお気に入り。



ミールス80ルピー(約140円)



食堂の横でいろいろ売っているので、食後のクッキーを買って宿に帰る。



「写真撮っていい?」ってお店の人に聞いたら快く撮らせてくれた。
バルカラはザ・インドって感じではないけど、人が優しくてのどかで過ごしやすい。
リトリートにみんなが来ても安心して過ごせそう。