2025年4月14日

インド最南端の町カニャクマリ*2025年インド&シンガポール

バルカラを出て列車で4時間、インド最南端の町カニャクマリへ向かった。
処女の女神カニャクマリが奉られている寺院がある聖地。
アラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つが一緒になる海。
インドで唯一、海から太陽が昇り、海へと太陽が沈むのが見られる場所。

なんだけど、ネットで調べたり実際に行ったことがある人から聞くと、『感動しないしょーもない聖地』らしい。
なので期待は全然せずにカニャクマリ駅に着いた。
ホームに降りた時に思ったのは、なんかここ好きな空気だー!
空が青いし、空気が澄んでる。



まずは宿の近くでランチ。
インド人が沢山集まる食堂で、バナナの葉に乗ったミールスを頂く。
ここは大正解!
めちゃウマだった。
バナナの葉のお皿はそのまま捨てて、それを犬や牛などの動物がそれを食べて、ゴミが出ずとってもエコ。
手で食べるのでスプーンも要らない。

さて問題。食べ終わったら葉っぱを手前に畳むか向こう側に畳むか、、、
この日は周りにインド人がいなかったので適当にしたんだけど、宿に戻ってネットで調べたらケララ州とタミールナドゥ州だと風習が違うらしい。
ケララは下から上が「美味しかった」
タミールナドゥは上から下が「美味しかった」
逆だと「イマイチだった」になるらしい。
またケララに戻ると思うと覚える気が起きない〜。
次の日はインド人の横に座って真似をした。





海辺の町は建物がカラフル。







カニャクマリ寺院は小さなお寺。
海のすぐ横で敷地が小さく、入り口も小さい。
中は洞窟のように湿り気があって、入った途端に空気が違うのがわかる。
そこにエネルギーがギュッと詰まっている。

お寺の外のマーラ屋さん


お寺の参道からインド最南端ポイントの方へ歩くと、インド人だらけ。
人人人。
聖地というより縁日に来たかのような賑やかな明るい雰囲気。
ここでバルカラ行きの列車でセリーンが言っていた女性のような男性のような人たちを多数目撃した。
客引きらしい彼女達。
堂々と声をかけている姿を見て、文化的にトランスジェンダー等が受け入れられにくそうなインドも新しい風が入ってきているんだなと感じた。


夕陽が見える道に露店がずらり


フライドポテトを買ってみた
この値段、ボラれている気がするが、、、
元日の五社神社で姪っ子にねだられて買った綿飴もめっちゃ高かったことを思い出した


射的屋さん、こんな感じのお店も多数


チャパティ屋さん


夕陽はお天気のせいもあって、浜松で見る方が綺麗かもと思う感じ、笑。
朝陽も曇ってはいたけど太陽が出てくる瞬間は感激した。
大勢のインド人に混ざり、眺めてきた。
インド人の家族連れに記念写真を撮るように営業する写真屋がチラホラいる。





カニャクマリはザ・インド人の観光地!で外国人はほぼ見ず。
宿の人もお店の人もすごく親切で、騙してきそうだなって感じは縁日のポテト屋くらい。
のんびり感があり、聖地感はあまり無いけど、南インドの大らかさを感じられる場所。


駅までのリクシャがカッコ良かったんで写真撮らせてもらった



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