sari blog: 種をまく／ピーターWSオフショット

2015年5月25日

種をまく／ピーターWSオフショット

以前から好きで、ときどき見ている寺崎シーターユミコさんのブログ。
ヨガに対して真摯で、そしてお茶目で、実際に会ったときもお肌つるつるの素敵な女性だった。
私はあまりブログ更新しない方だけど、それ以上に更新が少なくてそれも好感が持てる（笑）

今回の内容は特に興味深かった。
思考力と直感力の鈍化の話。
ヨガ業界のことで言えば、いろんなものがどんどん出てきていて、中には耳に心地良いスピリチュアルっぽい言葉が並ぶものがあって、そこへの需要もある。
けど、言葉が上滑りしている。
キレイなだけじゃない、汚れも受け止めることが真の精神的生き方だと。

超共感。
私が初めてインドに行ったとき、人で溢れたリシュケシュの吊り橋を見て思った。
金持ちも物乞いの人もインド人も外国人も牛も猿もみんなここを歩く。
キレイなものも汚いものもこの世には全てあって、私も混沌とした渦の中の一粒。
それを気づかせてくれるからインドに行くのがやめられない。
大嫌いで大好きなインド。
それまで大好きで何度も行っていたバリが、それ以来天国のようにキレイ過ぎに感じて物足りない気がするようになった。
（でも好きだけど♡）

きっとこれからのヨガマーケットはどんどん大きくなっていく。
そんな中、雑多なものを見極める思考力と直感力が必要。
心地良い言葉や雰囲気で本来のものを見失わないように。
私は大きなことはできないけど、そこへ向けて気づきの種をまいていけたらって思う。
みんなの心にちょこっとだけ、小さな種。

ピーターのワークショップが終わった。
やっぱりピーターのクラスは素晴らしい。
終わった後に心に穏やかな風が吹く。
ヨガの真髄に向かわせてくれるバイブレーション、響きがある。

ワークショップ後もピーターの言葉は続く。
居心地の悪い状態も受け入れる自分になれ、時にはビッチになれって。
「私、時々生徒さんに鬼サリって呼ばれてるんだよ」って言ったら「クール！」だって。

最近は浜松にもビックネームのヨガインストラクター達がやってきて、浜松ヨガ事情も変わりつつある。
そんな中で、ピーターのようなヨガの本質を伝える先生に来てもらい続けるためにも、ちょこちょこ種まきしていこー。