車酔い

ダラムサラ最後の日は大雨！
そして小豆くらいの大きさのヒョウまですごい勢いで降ってきました。
インドを発つ私の心を表すかのよう？




ダラムサラからデリーまではバスで12時間。
バスはすごいスピードで山道を下ります。
私は車酔いで冷汗ダラダラ。。。

もう駄目だーと思ったら、斜め後ろのおじさんが叫びました。
「止めてくれー」
そのまま止まる前にドアの前で車内放出！
その後バスが止まるとみんな降り、道に並んで上から下から出し始めました！！

私は外の風を受けたおかげで持ちこたえたけど、もう散々。
デラックスバスのはずなのにエアコンないし。
隣の男の人は異常に体温が高くて暑い！
私は寝るどころじゃなく朝を迎えました。

デリーでは泊まらずに部屋だけ借りて夜中の便でバンコクに向います。
ダラムサラで郵送できなかった荷物を送ったり、買い物したりしているうちにあっという間に夜。
宿で空港までのタクシーを手配してもらいました。

タクシーは道が悪くて宿の前まで来られません。
私は歩いて迎えに来た運転手に連れられ、大通りまで歩きます。
けど、途中で違う人に引き渡されました。
「なんなの、これ！？（怒）」
「大丈夫、すぐだよ。」
おかしい！
ここは悪名高きデリー、絶対おかしい！

車まで行くとすでに人が乗っていました。
イギリス人の女の子。
「この運転手ズルしてるんじゃない？」
いくら払ったか聞くと200Rs。
私は250Rs。
今度はイギリス人のカップルが来ました。
その2人は300Rs払ったとのこと。

運転手一味は相乗りさせて大金を稼ぎ出してる。
しかも、こんなギュウギュウ詰めなんて！
文句を言い始めた私達を無視して、車はすごいスピードで走り出しました。
途端に私はまた車酔い。
もう、とにかく空港に着いてほしい〜。
やっぱりデリー嫌いだぁ。


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