2025年10月20日

クライブ浜松ワークショップのオフショット

今回3回目のクライブ浜松ワークショップ。
ワークショップの様子はヨガシャラ浜松のウェブサイトに載せています。

金曜午後にみんな集合して、まずはDANさんでカレーディナー。
最近DANさんに行けてなくて、みんなに会うのも楽しみだけどターリーもめっちゃ楽しみだった。
今回は海外組が少なくてちょっと人数少なめなのに金曜の夜に開けてもらって感謝です。


ベジターリーとこの夏待ってたライムジュースを堪能

そして濃い〜チャイ


2日目の夜は曳馬にあるsobayaさん。
向かいのお風呂屋さんが昭和感満載で良かったー。
ホカホカのままお店へ。


そばの前に散々食べてみんなかなりの大満足
居酒屋っぽさが外国勢は気に入ったみたい


わんこもワークショップ行きたいと言っている


日曜夜は毎年弁天島のいのうえさんにお世話になっている。
個室なので、私たちも気兼ねなく打ち上げができてありがたい。

ハロウィンで始まり


お月見で締める


日本酒が大好きなクライブ
このお酒が気に入ったらしい





月曜日にみんなと別れ、木曜日から御岳山で再開する。
2日間で後片付けとリトリート準備するのは大忙し。
御岳山は寒いとわかってるんだけど、浜松のこの暑さでどうも寒さが想像しきれない。


ケーブルカーで山頂に着いたら霧がすごい
そして寒い!

翌日も部屋からの景色が白いー


それでも午前中に御岳神社に行ったら晴れた
階段がたくさんでアーサナ前に腿筋がヒクついてる〜


部屋から見える雲海


2008年に最初に来てから何度目の御岳だろうか。
震災やコロナでリトリートができない年もあったけど、ここに来ると帰ってきた感じがある。
最初の年の初日にご飯持参するように言われたのに忘れて、何も食べるものがない中でおにぎりを作ってくれた亀屋のおばちゃんも元気だった。


最後の日は宴会
浜松では車の運転で飲めなかったんで、泊まりのありがたさしみじみ
その翌日の早朝瞑想プラナヤマが辛くなること必須


場所を変えてさらに飲む


酔っ払いふたり


リトリートが終わって、東京に戻った。
吉田友子ちゃんと待ち合わせしてランチ。
去年は会えなかったので3年ぶり、元気そうで良かったー。
その後、東京駅の美術館でインドの布の展示を見て帰ってきた。




今年も無事にこの時期を乗り越えて、夏からの慌ただしさがやっとひと段落。
のんびりした秋を過ごしたい。
浜松はまだ暑くてビックリだけども。


お持ち帰りした亀屋のわらび餅













バリ島シドメンでリトリート*2025年インド*スリランカ*バリ島

ウブドから約1時間の車移動でシドメンに来た。
去年私がリトリートを開催したのと同じ場所ニラルタで、10日間のクライブ・シェリダンのワークショップに参加する。
ここは相変わらず空気がキレイ。
ダイニングからの眺めは特別なもの。



本来は乾季のはずなのに、雨が激しく降った。
カタツムリも元気!



3人部屋でオーストラリア人2人と私。
10日間の間、朝起きてからお昼までのマウナ(沈黙を保つ時間)の他に丸3日間のマウナがある。
その1日目の朝、階段に花を1つ置いてみた。
その日のお昼に1段上にもう1つ。
午後には5つに増えていた。
翌日もう1つ、2つと置いたらまた増えた。
その次の日は階段の反対側に・・・
沈黙を保つ中でのこういうことが、心を温かくする。
この部屋で良かったなと思う出来事。



ニラルタのスタッフがお供えに各部屋にやってくる。
その所作が美しい。


雨の中、お供えのお香と花が素敵だった。
私たちは黙々と自主練の日。



リトリートは先生と参加者の縦の関係だけでなく、横の繋がりも大きい。
学生時代の行事を大人になってやっているかのようで、終わった後の達成感と絆がある。



今回面白いことが私の中で起こった。
子供の時の記憶が1枚の写真のように目の前に突然現れた。
大人になって体も心も変化して細胞もどんどん生まれ変わっているのに、私が私である理由は意識がそこにあるからなのだ。

バサナ、サムスカーラ、マインドの向こう側についての話を帰ってからみんなとシェアしよう。


2025年10月2日

バリ島ウブド、プネスタナンとサヤン*2025年インド*スリランカ*バリ島

スリランカからシンガポール経由でバリ島入りした。
今回ウブドで泊まる宿は、過去何度もお世話になったところ。
今まで数々泊まってきた旅の宿の中で、いちばん自宅気分で過ごせるお気に入り宿。
テラスでヨガできるし、キッチンがあるのでちょっとした自炊もできる。
中心地から少し離れているのも良い。
その分不便なことも昔はあったけど、今はGrabやGojek等の配車アプリが使えて全然問題なしなのだ。
宿近くのガネーシャ

プネスタナンを散歩

近所を歩くと新しいパン屋さんやランドリー屋さんができていた。
この小さな村もどんどん発展している。
物価も毎年上がっているし、日本人にとってバリは最早お得な場所ではない。
それでも、あそこでごはん食べて、あそこでマッサージしてもらって、あのお店に行って、、、と暮らすように過ごせてゆる〜く居られる。

着いた翌日はバリ在住のエミール&アヌークのお宅訪問。
素敵な2人に会ってヨガ談義と近況報告するのがウブド滞在の楽しみになっている。
その数日後、陶芸にハマっているアヌークにガヤセラミック陶芸スタジオに連れて行ってもらった。
窯の種類がいろいろで、それによって出来上がりが変わってくるのが面白い。
素敵な作品を見ていると何か作りたくなるー。
こうは上手くいかないんだけど。

陶芸スタジオの穴窯

また別の日はウブド在住の友人カヨコさんとランチ。
出会ってから20年近く経つけれど、昔も今も変わらず優しい雰囲気と凛とした強さを持つ。
今でもいろんなことに挑戦して柔軟なのは、本来の彼女の素質に加えてバリでの暮らしの影響もあるのかもしれないと思う。

ランチ後に景色が良いカフェで贅沢チーズケーキ堪能


面白い出会いがあった。
歩いていたら知らない日本人の女の子にナンパされた、笑。(経緯は大幅省略)
「一緒に晩ごはんを食べてもらえませんか」とお誘い頂いてカフェでいろいろ話した。
バリでの自分が解放された感覚が日本に帰ったらなくなってしまうと思うと寂しいとのこと。
なぜ私がヨガをはじめたのか、なぜ伝えているのか、どうやって仕事を辞めたか、旅のこと等いろいろ聞かれた。
バリ島の祈りを捧げるような、自然の営みに明け渡すような神聖な感覚は、私たち日本人の中にもある。
バリ島やインドではそれは宗教的としてだけど、私たちは感覚としてそれを持っている。
ヨガもその感覚を研ぎ澄ませてくれる。
日本の生活に戻ってもヨガを続けていってくれたら良いなと思う。
連絡先も聞かずに別れたけれど、きっとどこかで自分の道を切り開いていくと思う。
そんな強さを内側に持っている子だった。


サヤン周辺を歩くとリトリートできそうなホテル発見した

人懐っこくて可愛いわんこ達
我が家のわんこが恋しくなる〜

道に備えてあるチャナン 散歩も楽しい

宿から見えるアグン山と朝焼け











2025年9月29日

ウナワツナから列車でコロンボへ*2025年インド*スリランカ*バリ島

スリランカの続き。。。

翌日の朝のウナワツナ駅。
この2日間で1番気に入った場所はこの駅のプラットフォームかも。
早めに駅に着いたので、のんびり電車を待つ時間が至福だった。





この路線は海のすぐ横を走る。
ウナワツナでの乗車はまだ少し席が空いていて、海側の席を取ることができた。
海側ということは西側。
朝便なので日差しは入ってこないでしょう、と思っていたらこれが誤算だったー。
ゴール駅に着いたら大量に人が乗車、そして後ろ向きに出発。
なんでー!?
結局後ろ向きに走り続け、海は反対側席の向こう。
そして日差しが差し込むのにスクリーン無しでど暑くて、コロンボに着く頃には頭がクラクラだった。
それでもヤシの木の間を走り抜けたり、向こう側に海が見えるのが楽しい。
私が今まで旅で乗った列車の中で、ベスト3に入る。

そしてコロンボ到着。
コロンボは想像していたよりも大都会。
数年前に国が破綻したとは思えない都会だった。
まぁ滞在はそんなしなくて良いかなって感じだけど、スリランカは移動に時間がかかるので無理して遠くに行くより空港まで行きやすいここで残りの2日間を過ごした。

泊まったのは安心安全、日本大使館目の前のAirbnb。
コロンボもUberでどこでも移動できるので楽ちん。


おしゃれなカフェでマンゴーグラノーラとコールドブリューコーヒーを堪能。


海沿いの街なのでこんな景色も。


スリランカに来たら食べたいと思っていた料理の一つがエッグホッパー。
いくつかのお店で聞いたけど、朝しかやってませんとか、夜しかやってませんとかで、食べられなかった。。。
代わりに注文したコットゥ。
チャパティを細かくしてチャーハンみたいにしたやつ。
脂っこくて私はダメだった。。。
たまたまこのお店がってことなのかもだけど、スリランカでの食べ物はハズレが多かった。
(ウナワツナのメキシカンが一番良かった、笑)
日本から持参したお湯を入れるとできるおにぎりとインスタント味噌汁、助かるー。
尾西食品と天野フーズには毎回の旅でめっちゃお世話になってます。
日本のフリーズドライの技術は素晴らしい。


コロンボでは、アーユルヴェーダクリニックでフェイスセラピーをしてもらった。
そのためだけにコンサルもしてくれて、アーユルヴェーダのお医者さんと話をすることができた。
親切で話しやすい女医さん。
セラピーはイマイチ気持ち良い感じではなかったけど、アーユルヴェーダに癒しを求めてはいけない。

スリランカは穏やかな南インドの気質を更にマイルドにしたような、優しい国だった。
人もみんな優しいし、笑顔だし、安心して過ごせる感がある。
仏教の国だからかな。
スパイスが効いた感があるインドの方が恋しくなるっていうのは、やっぱり私はインド好きなんだなーと思うけど、スリランカもまたゆっくり来たい国。
 
次はバリ島へ。

2025年9月25日

スリランカ初上陸、ウナワツナとゴール*2025年インド*スリランカ*バリ島

インドを出国して1時間20分後、スリランカのバンダラナイケ国際空港に着いた。
当初は1週間の滞在で帰国する予定だったけど、続けてバリ島リトリートに参加することにした。
さらにトリバンドラムからスリランカ直行便がキャンセルになって、スリランカ滞在は4日間のみ。
短期間でどこに行くか散々悩んだ結果、ウナワツナという南の町に行くことにした。
ここは世界の美しい海10選にも選ばれたことがあるキレイなビーチ。
近くには町ごと世界遺産のゴールがある。

バンダラナイケ国際空港からコロンボまで行き、電車に乗ってウナワツナへ行く予定。
だけど、スリランカに着いた時にその気力が無かったー。
昨日からバタついているし、電車は指定席が取れない上に激混みで立ち乗り覚悟せよとネット情報にあったので。
金に物を言わせてUberでウナワツナへ向かった。

ちょうど当たったUberは乗り心地良く、 ドライバーのおじさんと楽しくおしゃべりしながら2時間弱の快適な旅。
1万5000円也。
コロンボーウナワツナ間の列車は2等席で500円。
空港からコロンボまでの移動を入れてもUber移動はめっちゃ高いんだけど、もし列車だったらこの日はビーチに行く時間なかったので、良い判断だったと思っている。



キレイな海ー!!
ウナワツナのビーチ周辺をウロウロし、ジェラートを食べ、メキシカンを食べ、部屋でゴロゴロしてこの日は終了。

翌日はリトリート施設の視察2件。
そしてゴールの町に行ってみた。
ゴールはオランダ、ポルトガル、イギリスに支配された歴史があるのでヨーロッパのような町並み。
そこにカラフルなトゥクトゥクが走っているのが可愛い。
のんびり散歩してると、どこの国にいるんだっけ?って感じになる。





ゴール駅に行ってみたら時刻表が木製で良い雰囲気を醸し出していた。
駅員さんにコロンボに帰る時はゴール駅からめっちゃ混むと言われて、便数少ないけどウナワツナ発で明日は移動することにした。


スリランカカレーを堪能。



2025年9月20日

リトリート終了、そしてチェンナイ*2025年インド*スリランカ*バリ島

南インドヨガリトリートが無事に終わりました。
リトリートの様子はヨガシャラ浜松ウェブサイトに載せています。

リトリート運営のサポートをしてくれたみどりちゃんと


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今回の旅は、インド→スリランカ→バリ島へ。
途中で乗継のための2回のシンガポール入国も入れると4ヵ国。
約1ヶ月の長めの旅になった。

まずは南インドヨガリトリート。
ここでは詳細は書かないけど、たくさんの充実感といくつかの改善点あり。
自分が運営するリトリートは、参加とは違う緊張感がある。
そして、自分が受け取ってきたものを自分なりの形で伝える場があるのは、ありがたいことだなと思う。

リトリート終了日の夜、リトリートメンバーと別れてスリランカに向かう。
宿に残る人も数名いるけど、他のみんなはシンガポール経由の国際線。
私も当初の予定ではスリランカへの直行便=国際線で飛ぶ予定だった。
それが1ヶ月ほど前にフライトキャンセルがあって、チェンナイ経由スリランカの便を取り直した=国内線となる。
チェンナイには深夜着で翌日昼前発なので1泊する。

なんだけど、、、
リトリート終了日はみんなでトリバンドラムへ移動して宿に入り(深夜発のため宿を取った)、昼ごはん、買い物、寺院、晩ごはん、残る人たちのこと等、頭の中は忙しかった。
というのは言い訳で、自分のフライトのことをちゃんと考えてなかった。
トリバンドラム空港は小さいし、ゴアの空港と同じ感じでしょ、程度。

タクシーに乗って初めて気付いた。
「国際線?国内線?」と聞かれて、「えーっと、1人は国際線でもう1人は国内線」と言ったら、運転手がキレ気味に「は?どっちだよ」って言ってきた。
「え?場所違うの?」「国内線は海の方、国際線から20分離れてる」とのこと。
あー、やらかしたー。。。
とりあえず国際線に向かってもらった。
その間、運転手の態度が最悪なんで、この人に国内線ターミナルまで行ってもらうのは無い。
着いたら私も降りる!
時間は結構あるから大丈夫。

空港に着くとみんながいて、国内線は別の場所だと知ったらしく、みんな私を心配している(申し訳ないー、汗)。
時間あるし大丈夫だよーと言ってみんなと別れ、タクシー乗り場に向かった。

次のタクシーに乗ること20分、国内線ターミナルに無事到着。
予定通り出発し、予定通り0:15にチェンナイに着いた。
チェンナイは何年か前に来たことがあるけど、空港こんな感じだっけ?と思いながらプリペイドタクシーのカウンターへ。
宿を伝えて支払いし、外に行けばわかると言われて空港の建物を出た。
が、運転手がいるわけでもなく、タクシーもいない。
ウロウロして、何人か人に聞いても「あっちだよ」「こっちだよ」って感じでよくわからない。
指さされる方向からしてこの辺だと思うんだが、、、
そこでやっと気付いた。
アミューズメントパークとかの中で人を運ぶために走っているようなカートに人が乗っている。
これがタクシー乗り場に連れて行ってくれるのかー。
(そんな表示は見つけられなかったけど)
聞いてみるとやっぱりそうで、カートに乗ってタクシー乗り場へ。

やっとタクシーの運転手に会うことができた。
そしてホテルの住所を伝えるも、場所がわからないらしい。
しかもこの運転手の携帯はガラケー!
グーグルマップ使えないんか。。。
私のマップを見せてもよくわからないと言って運転手仲間に場所を教えてもらっていて、全然出発してくれない。
すでに深夜1時半過ぎている。
リトリートの間、21時頃には寝ていた私はもうクタクタなんですけど。。。

やっと宿に到着した。
以前泊まったことがある空港近くの宿で、見覚えがあってホッとする。
宿のお兄さんも起きてきた。
チェックイン手続きをすると、先に支払いして欲しいとのこと。
ところが機械が壊れていてカード払いできないと言われてしまった。
予約の要項にカード払いOKとなっていたので、現金は無い。
明日はスリランカだし、インドの現金持ち帰って今まで散々な目にあってるんで。
そしたらお兄さんが、「今からATM行ってきて。歩いて5分だから」だと。
現在の時刻は深夜2時半過ぎ。
絶対嫌だ。
そんな危険は冒せない。
「疲れていてもう動けないよー」とヘタな演技も入れてごねたら、ボスに電話し始めた。
ボスから明日の朝で良いと許可が降りて、やっと部屋に入ることができた。
長い1日が終わって就寝した。

翌朝、フロントのお兄さんがATMに連れて行ってくれた。
私がお金を下ろすまでATMの前で待っていて、一緒に宿に戻ろうとする。
途中、人が並んでいるチャイ屋があって、「あっ」と行きたい素振りをしても宿帰るよーと待ってくれない。
宿泊者に支払い無しで逃げられたことでもあるんか。

宿に戻って支払い完了後、チャイ屋へ戻る。
朝チャイ飲んでやっとリトリート終了の感慨が来た。
チェンナイはトリバンドラムよりも “インド”。
このごちゃごちゃ感。
あー、インドだわー。







そして次の土地、スリランカへ向かう。