2015年3月2日

3週間ヨガリトリート

今回は薬持参のリトリートになった。
医者から言われた注意事項。
感染症にかからないように虫や動物との接触をできるだけ控えること。
埃に気をつけること。(埃についたカビが肺の中で繁殖するとやっかいらしい)

ボンディラは虫と動物の住処だし、練習は全て外。
普段の生活も中のような外のような。。。
それでも、去年までみたいに森を歩き回ったり(ダニの攻撃が待っている)、池で泳いだり(濁った水、おまけにワニがいる)ってことは控えるようにした。

最初は「ボンディラにいるのに諦めなきゃいけないことが沢山だ・・」って憂鬱になりかけた。
せめて部屋はバルコニーにしてもらおう。
ここでは4人で1つのロッジで生活するんだけど、2人は室内のベットで2人はバルコニーで寝る。
バルコニーは自然が近くて、出歩かなくても外気分。っていうか外。
私達の食べ物を狙っている猿に見られている感がハンパない。
ルームメイトのオージー3人が快くバルコニーを譲ってくれた。
その後、毎晩アリが身体や顔の上を歩き回るせいで何回も起こされるハメになった・・・

去年も同室だったレイチェルとバルコニーをシェアする。
彼女も大人になったなぁ。
去年はベット周辺がグチャグチャで、飲んだり食べたりしたお皿を洗わずにベットの下に置いたりしてた。
部屋で走り回ってたネズミを見事に外に追い出したレイチェルだったけど、そもそもネズミをよんだのはキミだよ〜って密かに思ってたんだ(笑)
それが今年は超キレイ生活になってた。



ルームメイトのレイチェルと部屋に遊びに来たジュン




レイチェルが描いた絵
太陽の輝きの中で海のしずくから生まれた子供
誰もが1つの個であり完璧な状態なんだってことを表している



ジュンとお茶の時間




部屋の外ではお隣さんが編み物




朝のプラクティス


自由時間はほとんどバルコニーにいる生活も、案外快適。
風が気持ち良いし、身体もゆっくり休ませることができた。
出歩かない割にはダニにさされてて、レイチェルに「なんでそんなに刺されてんの?」って言われたけど(笑)まあ、これくらいなら良しとしよう。

ある日のまだ薄暗い早朝の時間。
池の方まで歩いて行くと鳥のさえずりが頭上を囲む木々から聞こえてきた。
この世界は鳥の声で囲まれてるんじゃないかってくらいの響き。
幸せは場所じゃない。
インドじゃなくても何処にいても自分の内側にあるし
病気であれができないこれができないってことでもない。
でも、ここは自分は満たされているんだって思い出させてくれる場所。

病気になって以来、「健康的な生活を心がけてきたのに、なんで病気になったんだろう」ってよく考えていた。
でも、ここに来て考える必要はないんだって思った。
時には意味がないことだってある。
今をちゃんと生きればそれでいい。

3週間は長くて、身体も心も上がったり下がったりするから、時々「なんでまたここに来ちゃったんだろう・・・って思うんだけど
やっぱり最後には思う、来て良かったー。

バジャン(マントラを歌う)の夜、みんなで踊り狂った。
自由だ〜!って叫びたくなった。


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