2010年3月19日

怒るインド人

牛が道をふさいで車が通れなくても
どんなに電車が遅れても
怒らないインド人。

そんなインド人の怒りを今日は2度見ました。
一度目は小物屋で。
西洋人の女の子が売り物のピーナツバターの瓶を開けて匂いをかぎ、おじさんに「いくら?」
値段を聞いて結局買わずに出て行こうとしました。
おじさん「値段だけ聞いて買わないのか!勝手に開けといて!」
その怒りは待っていた私達にも飛び火。
「自分の国でもこんなことするのか!」

女の子の保護をすると
そのピーナツバターは手作り風。
簡単な容器にヘタな字でpeanut butterって書いてあるだけ。
一度フタを開けても閉じれば問題なさそうだった。

でも確かに、開けても良いか聞くべき。
おじさん正しい。
インドのラフな雰囲気で
何でも許される気になっている旅人は多いと思う。
私も含め。

二度目の怒りは私に、別の店で。
2日に1度は行く店。
なぜかというと、水の補充ができるから。
普通に飲料水2Lを買うと25ルピー(50円)のところ、ここでリフィルすると10ルピー(20円)で済むのです。

水だけ補充してお金を払おうとすると、おじさんが「これだけ?」
ちょっと怒り気味。
私「うん、今日はこれだけ」
(毎回これだけ)

私が買ってるのに怒るなんて、どういうこと?
一瞬ムッとしました。
他に買う物ないんだもん。
私は悪くない。

けど、もしうちのおばあちゃんがいたら「それだけじゃ悪い」って言うんだろうなぁ。
やっぱりたまには他の物も買ってやるか。

エゴを取り除く神様、カーリー。
ここの空気を楽しみながらも
流されるだけじゃなく
意識を持って動かなきゃ。






- Posted using BlogPress from my iPhone

4 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

蓋開けといて買わない…怒るインド人の気持ちわかるな~!!売り物の蓋開けるなんて日本じゃ絶対出来ない事だね。

うんうん。たまには買ってやってくれ(´д`)それでおっさんの気は済むのかしら?
さらに要求されそうだけど~

それにしてもシヴァ優しいな。
この絵を見るとなぜか優しい奴じゃんておもいます。

大地が破壊されないようにカーリーの振動を吸収してくれるんだもんね。

旦那よ見習え…なーんてね。

Sari さんのコメント...

インドって適当なことがたくさんあるから
常識との加減がわかんなくなったりするんだよね。
気をつけなきゃ。

香織ちゃんのダンナは十分献身的でしょー!

dadada さんのコメント...

おばあちゃんだったら怒るんだろうな~、っていうところに思いがいくsariさんがステキだな。インド、やっぱりバリに似てるところがいっぱいあるね、、、。苦笑

Sari さんのコメント...

dadadaさん
うちのおばあちゃん、律儀なんです。
インド、バリに似てるけど
バリのが更に大らかな気がしません?
インド人あんまり笑わない(笑ってるのかよくわからない)からかな。